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#藁
地域の宝を残す「つくる暮らし」22年務めた役場を辞め、伝承野菜と藁細工を引き継ぐ百姓になった理由<工房ストロー・髙橋伸一>|三浦編集長in山形
藁細工と聞いて何を思い浮かべるだろうか。
食品を持ち運ぶ機能的なもの、飾りになるもの、わらじ、注連縄など、あらゆる藁でできたものが頭に浮かぶことと思う。
しかし、モノは想起できても、現代の暮らしを送る中でそのモノが百姓の暮らしと結びつくことはなかなかない。
ほんの数十年前までは農家の農閑期の手仕事は冬の間の貴重な稼ぎになり、生きるための営みとしてあらゆる形で発展し、継承されていた。しかし、人