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地域の宝を残す「つくる暮らし」22年務めた役場を辞め、伝承野菜と藁細工を引き継ぐ百姓になった理由<工房ストロー・髙橋伸一>|三浦編集長in山形
藁細工と聞いて何を思い浮かべるだろうか。
食品を持ち運ぶ機能的なもの、飾りになるもの、わらじ、注連縄など、あらゆる藁でできたものが頭に浮かぶことと思う。
しかし、モノは想起できても、現代の暮らしを送る中でそのモノが百姓の暮らしと結びつくことはなかなかない。
ほんの数十年前までは農家の農閑期の手仕事は冬の間の貴重な稼ぎになり、生きるための営みとしてあらゆる形で発展し、継承されていた。しかし、人
美しい場所に人はあつまる。山形だからできる街づくりを目指して<七日町御殿堰開発株式会社・結城康三>|三浦編集長in山形
JR山形駅からバスに乗って15分ほど、七日町の商店街に辿り着くと、縁石を廃した道幅の広い歩道が大通りに走り、多くの人が行き交っていた。
その一角にある商業施設「水の町屋 七日町御殿堰(ごてんぜき)」エリアに足を踏み入れると、それまでの空気感が一変する。
緩やかに流れる水路の脇に、柳が涼やかに枝を揺らしている。傍らに建てられた木造の和風建築と二棟の蔵にはお店が入り、その穏やかな風景に程よい活気を
鋳物づくりを通して辿り着いた”気持ち良いかたち”とは<ジュエリー作家・nishikata chieko>|三浦編集長in山形
金属なのにどこか有機的で、木のある風景や天然素材の服によくなじむ。
そんな素敵なジュエリーをつくる方に、山形で出会った。
ジュエリー作家nishikata chiekoさん(以下:西方さん)のつくるジュエリーは、まるで生き物の化石や樹木のようである。
見ていてどこか気持ちの良い不思議なアクセサリーは、どのようにして生まれているのだろう?
西方さんのご自宅兼アトリエにお邪魔してお話を聞いた。
目の前の風景がそのまま絵になるということ<絵描き・吉田真理>|三浦編集長in山形
白い画用紙に絵の具がリズムよく塗り重ねられ、深い森が静かに浮かび上がってくる。淡々と迷いなく進む筆の先で、少女は幼いカモシカに出会い、日常と非日常の間を進んでいく――
(写真:旧小玉川小中学校の中にある吉田さんのアトリエ)
山形に到着した翌日、三浦たちは小国町の小玉川という場所にある廃校舎を訪ねた。ここに絵描き/イラストレーターの吉田真理(よしだ・まり)さんが拠点とする「studioこぐ
”白い森”小国町へ ~三浦とスズキの珍道中~|三浦編集長in山形
(写真:乗り換え待ちの米沢駅で、セルフタイマー撮影)
7月16日海の日、三浦は朝から山形へと向かいながら翌日からの取材日程を確認していた。やたらと訪問先が多く、予定が詰まっている。やれやれ、大変な出張になりそうだ。
この春から就航した出雲―仙台をつなぐFDA(フジドリームエアラインズ)の便は連休最終日で席が取れなかった。仕方なく行きは羽田に出て、新幹線で山形へと向かうこととなった。
最初に向