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  私の「映像遍歴」(その1)

 自身の映像遍歴は多分TVから始まっている。最初の記憶は「宇宙人ピピ」(1965年)から。「東映漫画まつり」、ガメラ系の怪獣映画大流行りの時代においてだ。
「少年ジェット」は大好きだったが、放送開始年は私の生前なので再放送を見ていたのだろう。ジェットのスクーターに相当に憧れた!

家が自営業で忙しかったのであろう、親と映画館に行った記憶よりもTVの記憶の方が遥かに多い。

まあよくTVを見ていた夢見がちな少年だったのだろう。

その後は、「宇宙少年ソラン」、「マグマ大使」、「キャプテンウルトラ」、「高速エスパー」、「ジャイアントロボ」、「マイティジャック」、「宇宙大戦争」(スタートレック)から、「ウルトラQ」「怪奇大作戦」「ウルトラマン・セブン」等の円谷作品、そしてNHKの少年ドラマシリーズにはまっていく。

そう、最近再放送された「ウルトラセブン」は4Kリマスターで画質がとても良かった。

https://youtu.be/U2QoIsbww2o



つくづく、NHKが「少年ドラマシリーズ」の映像を残してなかったのが恨めしい・・・(いくつかはDVDで販売されています)


https://youtu.be/0lm7W6S2YHw


時を経て、ちゃんと映画を見に行くようになったのは大学生から。
中高時代は、部活に勉強に忙しく、あまり映画を見に行く余裕はなかったと記憶している。

 それでも高校生の時に見た「サウンドオブミュージック」には深い感銘を受けた。当時の英語の教科書に「トラップ・ファミリー合唱団物語」として載っていたこともあり、実記録として学べたのも大きい。自分の中で一ミュージカル映画で終わらなかった。

たしか大学生の時に日劇でリバイバル上映されたが、その時も良かった⤴
ワイド画面にまことによくハマる映画だ。


この映画が素晴らしいのは、リチャード・ロジャースとオスカー・ハマースタイン二世の楽曲のみならず、監督のロバート・ワイズ、冒頭の素晴らしいカメラワーク、出演の方々、特に主演のジュリー・アンドリュースと全てにおいてパーフェクトなのだ。
アカデミーで5部門において受賞したことでも分かる。

それでもやはり三浦青年が魅了されたのは、ジュリー・アンドリュースだ。
当時の彼女の武道館コンサートにも駆けつけている。

歌声も素晴らしいのだが、恵まれない子供を引き取ったり、「トニー賞」に作品から自分だけがノミネートされたことで辞退したりしている。
人間的にも素晴らしいことがわかるのだ。


トラップファミリー合唱団

「その2」に続く