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ひとりっ子の私と、ひとりっ子親の三浦直子が “ひとりっ子”と“ひとりっ子親”についてあらゆる角度から考察し、ひとりっ子だけでなく、ひとりっ子関係者の悩みにこたえていきます。
昨年、表紙をリニューアルして再出版した「ひとりっ子談義」について、毎日新聞社さんに取材していただきました。記事はこちら 突然新聞社の記者の方からメールをいただいてビックリしましたが、どうやら私たちのKindle本を見て声をかけてくれたようです。何者でもない私たちの本に注目してくれてありがたいことです。昔なら考えられなかったことですよね。良い時代になったものです。 多様性の時代になってだいぶひとりっ子に対する偏見も薄れてきたようにも思いますが、SNSなどを見ていると、やっ
第6話(最終話) 10月の大会直前まで、真帆は毎週休まずマラソン教室に通い、週に2回、だいたい5キロずつ走り、余裕のある時は7~8キロ走った。マラソン教室でのブルガリアンスクワットも10月中旬には10回2セットを普通にこなせるようになっていた。最初の頃は20分間走であれほどバテていた静香も、大会1週間前の30分完走では真帆と並ぶぐらいに走れるようになっていた。 そして迎えた10月30日の横浜マラソン当日。 「横浜マラソン2023」と書かれた横断幕が、桜木町駅からメ
第5話 月曜日の夜はマラソン教室の日だ。真帆は夫と息子の夕飯にハヤシライスを作り置きして急いでスポーツセンターに向かう。更衣室に入ると静香が着替えているところだった。 「こんばんはー」 「あ、真帆ちゃん。こんばんは」 名前、覚えててくれたんだと真帆の顔はほころぶ。今日の静香のいでたちは薄いピンクのパーカーに、黒いショートパンツとランニングタイツを合わせている。今日も静香さんはオシャレだ。 そして四宮コーチは今日も熱い。 「さあ、今日も頑張って筋トレしていきましょ
今年、初めてnote創作大賞2024に参加しています。 小説を書くのは人生で2度目。最初の作品は「フォロワー13人のずぼら主婦ブロガーが出版して手に入れたもの」。これは小説とは言っても、2019年に紙の本を出版した時の体験をもとに書いた、ほぼ実録手記(笑)。電子書籍として出版したので、興味のある方はぜひ読んでみてください。(さりげなく宣伝) 小説を意識して書いたのは今回が初めてです。 小説は読むと書くとでは大違いで難しいですね~。どこまで説明するのか、どこまで描写するのか
第4話 5月半ばのある晩。真帆は陸上競技用のトラックの上にいた。 近所にあるスポーツセンターの外には本格的な陸上競技用のトラックがある。とはいっても陸上の大会に出るわけではなく、真帆の住む大山市が主催している「マラソン教室」に参加するためだ。 5月の初めに真帆はインターネットで横浜マラソンの申し込みを済ませ、いよいよフルマラソンを走るということが現実味を帯びてきた。参加料2万円という決して安くないエントリー料を振り込むと、「もう後へは戻れない」と腹をくくることが
第3話 テレビで観た横浜マラソンの開催日は確か10月の終わりだったはず、と思いながら真帆はスマホで「横浜マラソン」と検索してみた。今年の開催は10月29日らしい。今は3月だからまだ7か月以上もある。それだけ練習期間があればなんとかなるだろう。何の根拠もないが、出来るような気がした。 フルマラソンの大会に出ると決めてから、真帆はランニングにも気合が入った。とはいっても、今までは走るのが週に1回だったのが2回に増えたぐらいだ。 走る回数は週に1~2回だが、最近では4
第2話 あれから1週間。真帆は週末に近くのショッピングセンターに行き、とりあえず見栄えの良いランニングウエア一式を調達した。「見栄えの良いランニングウエア」というのがどんな感じのものなのかさっぱり見当がつかなかったので、真帆はスマホで「ランニングウエア 女子 かっこいい」と検索し、世の中のランニング女子がどんな服を着て走っているのかをリサーチした。見様見真似でコーディネートしてみた。 「うん、これならおばちゃんには見えまい!」 真帆は満足だった。 グレーの生地にレモ
第1話 「見えない家事ってまさにこういうことだよな…」 徳田真帆はリビングのゴミ箱に無造作に放り込まれたいくつものペットボトルをよりわけ、ラベルをはがしていく。 「ねえ! ペットボトルはこっちのペットボトル入れに入れてよね」 真帆はリビングのソファに寝ころんでスマホゲームに夢中になってる夫の修一とリビングのテレビを占拠してゲームに夢中になっている息子の悠馬に声をかけた。 「うーい」 小学6年生の悠馬は返事とも何ともつかない声で反応したが、夫はゲームに夢中すぎて聞こえて
現在Netflixで配信中の実写版「シティーハンター」、衝撃的な面白さでした! それをX(旧Twitter)でつぶやいたところ、主演の鈴木亮平さんがリツイートしてくれ、その効果でなんとインプレッションが20万、1000を超えるいいねがつくという人生初の「バズり」というものを経験しました。 普段は調子が良くてインプレッション数百、いいねが数十個という私にとってはこれは人生初の大バズり。その投稿がこちら↓ 「一度バズりというものを経験してみたい!」と思っていましたが、その夢が叶
先日、発売した新刊のKindle本「ずぼら主婦53歳、フルマラソンへの道」、明日17時まで無料でダウンロードできるキャンペーンを開催中です! この本は、月間走行距離5キロの「ずぼランナー」がフルマラソンを完走するまでの成長の記録。春からランニングを始めたいという人にもおすすめです。この機会にぜひ! ダウンロードはこちらから!↓
先日、告知させていただいた、新刊のKindle本「ずぼら主婦53歳、フルマラソンへの道」がAmazonにて発売になりました! この本は、月間走行距離5キロの「ずぼランナー」がフルマラソンを完走するまでの成長の記録。春からランニングを始めたいという人にもおすすめです。 KindleUnlimitedなら無料で読めます。 3年かかってようやく出版にこぎつけました。いやー、ここまでの道のりは長かった…。フルマラソンだけに(笑) 本当は1年で出版する予定でしたが、さまざまな事情で
近日出版予定のフルマラソン挑戦記「ずぼら主婦53歳、フルマラソンへの道」に書くコラムの取材のために、横浜マラソンのコース約42.195kmをママチャリで走ってきました。いやー、疲れました。 マラソンコースは自転車で走るためのものではなく、マラソンを走るためのものだとあらためて感じました(当たり前だ) 途中、「こんな何もない所を延々とチャリで走って、オレ、何やってるんだろう…」とふと虚しさが心をよぎる瞬間があったものの、読む人が楽しんでくれればこの苦労も報われます(笑)
吹替翻訳を担当した韓国初のサバイバル番組「フィジカル100 シーズン2」の配信がNetflixで始まりました。 この作品は、100人の筋肉自慢の男女が生き残りを賭けてバトルをするリアリティーショー。最後まで生き残った優勝者には賞金3憶ウォンという、まるで「イカゲーム」を地で行くような世界観。 昨年のシーズン1も担当しましたが、シーズン2はヤバい! 前シーズンよりもセットの豪華さやゲームの面白さがかなりパワーアップしています。 100人近い参加者がみんな好き放題のことを言う
次回、出版予定のKindle本「ずぼら主婦53歳、フルマラソンへの道」の表紙が完成しました! この本は去年出版した「ずぼランナーのススメ」の続編ですが、前作を読んでいなくても楽しめるようになっています。 月間走行距離100キロというガチなランナーも世の中にたくさんいる中、月間走行距離たった5キロのずぼランナーの私がフルマラソンに挑むまでの道のりを書いた本です。 イラストと表紙デザインをお願いしたのは、イラストレーターのとと村ととさん。 今までもKindle本の表紙やSNSの
BE:FIRSTの東京ドームライブに参戦してきました。 3年前に日テレでやっていたオーディション番組は観ていて、「デビュー前でこのクオリティは凄すぎる!」とは思っていましたが、その後は追っていませんでした。 しかし、昨年、友達に「直ちゃん、BE:FIRST絶対ハマると思う!」と強烈に勧められたので、huluでオーディション番組を観直したところドハマリ! 昨年11月に友達に誘われて行った代々木体育館のライブでもう沼に落ちました。 生で観ても歌もダンスもとにかく本当に上手。そんな
先日は地元のママ友たちと市の駅伝大会に出場してきました。 駅伝大会なんて小学校以来40年ぶりかな(笑) もともと昨年、飲み会でランニングの話になり、酔った勢いで「駅伝大会出ちゃおうよ~」とノリでエントリーしました。チーム名はその名も「大人女子」(笑)下は40歳から最高齢の私53歳まで総勢5名の女子チームです。 お祭り気分で参加した私たちですが、会場へ行ってみて周囲のガチな雰囲気にビビリました。この寒さの中、ランニングに短パンの箱根駅伝張りの服装をする人たちがいたり、「先頭