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小さな旅・思い立つ旅|そこはブルーでホワイトで、ちょっとグレー[島、湖、森、海、街]

シンパシー(同情)とエンパシー(共感)

可哀想な人や、問題を抱えた人に対して抱く感情がシンパシー(同情)。自分が努力しなくても自然に出てくる感情。対して、自分と違う理念や信念を持つ人が、何を考えているのだろうと想像する力がエンパシー(共感)。わかろうと努力することがエンパシー。

感情的なシンパシー、理性的なエンパシー

同情と共感の違いは、『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』で出会ったもの。日本人の母と、アイルランド人の父を持つ息子さんが多様性のリアルにもまれて成長していくさまを描いたノンフィクション。とても優れた洞察。そして、とても印象的なタイトル。

で、今回のnoteのタイトルの元ネタは、もちろんこの本。本の内容とはまったく関係ないけれど…

たまには色で旅先を決めてみる?

ブルーでホワイトで、ちょっとグレー

色によって受ける印象はいろいろ

ブルー
開放、信頼、広大、清涼、憂鬱、夏
ホワイト
清潔、平和、純粋、無、透明、空虚、冬
グレー
曖昧、穏やか、無機質、都会、無重力

色と受ける印象

ということで、たまには色で旅先を決めてみる。が美しく、が印象的なところ。開放的透明感のあるところ。ブルーホワイトで、ちょっとグレーな旅はどうでしょう、という話。

青い空と白い雪、陰影の美しい銀世界

島|未来心の丘

瀬戸内海に浮かぶ生口島、純白の異世界

広さ5000m2の大理石の庭。大理石は、彫刻家 杭谷一東によって制作され、イタリアのカッラーラで採掘して運ばれてきたもの。

あたり一面大理石が広がる異世界
彫刻であり庭園であり
山の上にあるので景色も最高

湖|ジュブリルタン

琵琶湖のほとりのパン工房

湖面を渡る涼風を感じながら、地中海にでもいるかのような気分に浸れるカフェレストラン。お店の名前のジュブリルタン[J’oublie le temps]はフランス語で「時間を忘れる」。青い空と湖面の間にある、まっしろな建物。

壁の屋根もまっしろ
琵琶湖を望むカフェ

森|木の殿堂

森の中に浮かびががる木の要塞

安藤忠雄設計の博物館。森の中に忽然と現れる巨大な物体。冬には平気で1mくらい雪が積もる豪雪地帯だから、雪に埋もれることを前提に設計されている。

雪、雪、雪、雪、、
雪が降れば少し先がもう真っ白
写真ではわからないけど、積雪1m!

海|白崎海洋公園

白い石灰岩で囲まれ、青い海と氷山のような白い岩のコントラストが美しいところ。石灰岩は、2億5千万年前のもの。

エーゲ海のようと言われてる、行ったことないけど…
青い空と青い海と氷山のような岩
波打ち際の砂利も白い

街|Walden Woods Kyoto

ソローの『ウォールデンの白い森』のカフェ

京都駅の少し北側。住宅地の中にぽつんとある白い箱。心地よい澄んだ空気に包まれた開放的な場所。

カフェの真ん中にある木も白い
外観
部屋の四周にある段差がベンチ兼テーブル

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