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「14歳からの哲学」を挫折した私が、29歳で哲学する
ZERO SCHOOL第三回講義。
今回は哲学。…哲学かぁ。
私の中で哲学はちょっと苦い思い出があります。
我が家では「サンタ選書(勝手に命名)」があり、お願いしたプレゼントとは別に本が届いていました。
中学生のある年に届いたのが
「14歳からの哲学」
小説ばかり読んでいた当時の私にとって
この本の印象は「硬い」
内容がかっちりしていて、全然没頭できない。
本=最初から最後まで読むものと思っていたので、途中でやめた罪悪感からこの本のことが
ずっと忘れられませんでした。
それから私にとっては哲学=硬いものというイメージが付いていました。
そんな私が15年ぶりに哲学に再会します。
講師の方は星 友啓さん。
Stanfordオンライン高校校長、哲学博士。
↑子育て中の方なら見たことある方も多いかも。
これを見て夜寝る前に「今日はなにが楽しかった?」と聞くようにしています。
今回もとんでもない先生から学ばせていただきました。
①哲学は「する」もの
大人になってからよく耳にする哲学は「人生哲学」など。
誰かの考え方や知恵を学ぶものだと思っていました。
そういう一面もある一方で星さんは哲学「する」。
当たり前を問い直し新しい価値を見いだす。
自分でやってみるものなんだ!と哲学の見方が変わりました。
②多角的な視点を持てる
哲学することのメリットはたくさんありました。
特に印象に残っているのは多角的な視点が手に入ること。
1人反省会ばかりしてしまう自分。
グルグル同じことばかり後悔していやだなと思っていました。
起こった出来事に対してほかの視点が持てると、ついやってしまう反省会も悪いことじゃないと思えそう。
このほか、哲学界?で有名なソクラテス、ヘーゲルが残した聞いたことはあるけどよくわかっていない手法をわかりやすく、実践しやすく教えていただきました。(みんな一瞬でソクラテス劇場の虜になる。)
まとめ
これまで「これはこういうもの」「とにかく言ったとおりにして」と誰かに言われたことを「こういうものなんだ」と疑問を持たず生きてきました。
そうやって生きていくと「問う」という作業に慣れてなくて、自分で考えたことも浅い気がする。
だから自信が持てず、人の言っていることの方が正しいと思うようになりました。
だけど、これからは「哲学する」習慣をつけたい。
自分で「こういうものだよ」と言われてきたことに考えを持てるようになりたい。
対話を一歩一歩進めたい。
そう思えた講義でした。