✏︎花の終わり方
なぜ調べたか
日本語って英語よりたくさん表現方法がある。
しぼむ、枯れる、散るとか一般的にあるけど、ネットで花ごとに言い方が変わると言うのを見て色々調べてみた。
本当に日本語って奥が深く、もっと知りたくなる。
桜
「散る」
これは一般的。
梅・萩
「こぼれる」
梅の木は桜の木ほど高くなく、目の高さほどからポロポロと落ちることから
菊
「舞う」
枯れても花弁は落ちずに垂れていく。風に吹かれ揺れ動く様子から
椿
「落ちる」
花の終わりに花首からポトリと落ちることから
縁起が悪いと武士から嫌われていた
牡丹・芍薬(しゃくやく)
「崩れる」
あっという間に花の形がなくなることから
雪柳
「吹雪く」
花の終わりに小さな花を散らす。
春風に吹かれ散る様子はまさに「吹雪く」である
朝顔
「しぼむ」
紫陽花
「しがみつく」
枝にいつまでも花がついたままでいる様子から
感想
梅の「こぼれる」・・・
紫陽花の「しがみつく」・・・
は何とも昔の小説に似合う表現です。
花がただ枯れる言葉でこれだけの言葉があるのは驚きです。
きっと日本人は表に表さないだけで実はロマンチストなんだと思いました。
自分の叶わぬ恋などを花の枯れる様に置き換えているようにも感じます。
外国人は日常的に甘い言葉を囁きますが、日本人は心の奥底で思うことを
はなかなか口に出しませんね。
そんな国民性からこのような色々な表現があるのかもしれません。
面白いな、日本語!