「炭」と「墨」に違い
ちょうど先日テレビでやっていましたが、だいぶ前に調べたので、書いておこう。
「炭」
薪材を蒸し焼きにして、燃料や貯火用にする黒塊、木炭
「墨」
油煙や松煙を膠(にかわ)で固めたもの
〜油煙〜
加熱した時に発生する油の混じった煙のこと
〜松煙〜
松材を加熱した際に出る油煙のこと
〜膠(にかわ)〜
簡単に言うとゼラチン。日本では食用、医療用に使われる純度の高い物をゼラチン。画材、工業用に使われる純度の低い物を膠と呼ぶ
あとがき
言われてみれば違いを説明できない「炭」と「墨」
膠も調べてはじめて知りました。
音として耳に入っていても厳密に何か知らないことってたくさんある。
昔はおじいちゃん、おばあちゃんから色々学ぶ機会はあったのだろうが、
現代では、人と人との関わりが希薄で、違う生物なのかと思うくらい
関わることのない状況な気がする。
私は前職で、定年後の大先輩から事あるごとに業界の常識だけでなく
社会通念上の常識を教えていただいた。
私の前職だけなのか不明だが、
今の60代の方の常識は50代には引き継がれていなく、もちろん私の世代にも届かない。
私自身も常識が乏しいので、お恥ずかしい話であるが、学ぶことが大好きだ。学ぶ気のある人間には60代の大先輩は快く物事を教えてくださる。
何でかスポーンと40代後半から50代の方は下に自分の経験や知識をしたの世代に継承しない。
継承できる経験、知識がないのか?
自分のことしか考えていないのか?
どちらかであると思う。(あくまでも私の居た企業の話ですよ?)
私はいつも60代の大先輩に助けられ、教えられ、実践してきた。
その教えは本当に人生をワンランク上げてくれる。
私は大先輩にしていただいた事を自分の部下にしていく。
下は高校生から自分の親世代まで部下の年齢層は実に幅広かったが、本当に役立った。
日本全国の会社に見に行ったわけではないが、
この60代の有効活用こそ、日本復活の鍵であると思っている。
教育できない今の上層部は新卒者を腫物扱いする。
話は逸れましたが、この話は後日別の投稿でもっと書こうと思います。