こわかった。3

今日は少し飛ばして、警察に相談する経緯を書きたい。

私の大きなミスがあって、引っ越し先を教えてしまった。
別れたあとは精神的に不安定で、泣きながら電話がかかってきたときにかわいそうだと思ってしまい、
泣きながら「今どこにいるの?」と聞かれたとき私は教えてしまった。

この時は別れて数か月たち、ラインはブロックしていたので
インスタのDMでかかってきた電話だった。
この時はまだストーカーまがいのことをする人だとは思っていなかった。
綺麗に別れることができなくで、2人の問題だと思っていた。
正直私も未練があって、連絡が来て嫌な気持ちはなかった。

数日後、インスタに美女店主と元カレの画像が表示された。
「はてな??????」
新しいバイトが決まったことは知っていたけど、後で知ったことだけど
店主が元アイドルの相手が最寄りの居酒屋でバイトを始めたことを知らせる投稿だった。

全然関係のないインスタの投稿がなぜ表示されたのかはわからない。

ここで私の何かが切れて一気に冷めてしまった。

もちろん別れた後で、新しい出会いを求めてバイトを始めたり
それこそ出会いの多そうな飲食店で働くことを否定する権利はない。

しかし、復縁を求めている段階の相手がそのような行動をしているのが
許せなくて、一瞬の怒りとそんな人に魅力を感じず、どうでもいい人間に一気に落ちていった。

その後、すべてのSNSをブロックして完全に吹っ切れた!

この後に事件が起きる。
まず、インスタのストーリーに見知らぬ捨て垢が出現し始める。
気持ち悪くて何度もブロックしているのに
ブロックするたびに新しいアカウントが作られている。

この段階ではだれかわからなかったので、
「まあそんなこともあるか」と無視していた。

その時私は社会人1年目で、休日は趣味の勉強をしていたので
趣味がてら親戚の家に一週間遊びに行った。
毎日が楽しくてきれいな景色をたくさんインスタにあげた。

1週間の楽園タイムが終了し、戻ってきた飛行機も載せた気がする。
数日後、インスタの捨て垢からDMで連絡がきた。
内容は、元カレのlineアカウントQRコードと、「話したいことがある」
の2メッセージだった。

ここで私は、今までの謎の捨て垢の正体が判明した気分で
旅行から帰ってきたタイミングでの連絡が恐怖を増強させた。

誰に相談していいかわからず、この恐怖を#9110に伝えると
最寄りの警察署に行くように促された。
ここで私は事の重大さと自分の精神が一気に崩れ落ちることを自覚した。

警察署で、
・自分が怖いと思っている事
・何回ブロックしても捨て垢が絶えない事(10アカウント近くあったともう。)
・身分を明かすメッセージが来て点と点がつながってしまったこと
を伝え、接近禁止命令を出してもらうことになった。

引っ越した先の住所を教えてしまっているので、一旦実家に帰ったが
数日たって、相手は出頭し誓約書にサインしたと聞き一人暮らしの家に戻った。

辛かったのはここから約1年半くらいがとてもつらく、
そのうち1年くらいは恐怖から風の音すら誰かがきたと感じ
何が事実か判断ができなくなり、被害妄想からの恐怖でうつ症状が悪化。
薬のコントロールができずに閉鎖病棟に入院、自殺未遂をした。

もちろん仕事は休職し、週1回の通院も近くにいたらどうしようと
全然関係のない人が後ろを歩くだけで道でうずくまってしまい
普段の生活からはかけ離れてしまった。

実家に帰る選択肢もあったが、男性の声を聴くと脳が揺れているような
めまいがし、父や家族の声すら受け入れられなった。
母と祖母に介護してもらいながら何とか生きていた。

この時は死ぬことすら考えられず、進撃の巨人の始祖ユミルのいる場所の感覚だった。
1分が1時間くらいに感じ、1日が永遠に終わらず起き上がることもできず辛いと思っていたと思えば昼夜問わず気が付けば寝ていて
体感100時間以上なのに、昨日の記憶は1分もない。

今日が何日で何時なのか。光すら億劫で遮光カーテンをしめきっていたので時間間隔がまるでなかった。
そんな1年間を過ごした。

自殺未遂から閉鎖病棟に強制入院することになり、搬送前3日間から保護室で拘束されている1週間の記憶はすっかり抜け落ちている。

人間は何かがきっかけで、現実と被害妄想の区別がなくなると常に誰かから攻撃されているように錯覚し
脳が防衛のためシャットダウンし、死を考え始めるころにはだいたい記憶はない。
自殺できた人に話を聞くことは出来ないが、ほとんどの人は実行前の数日、数時間の記憶はないのでは?と思っている。

どんなに辛くても自死することは怖い。正気では不可能だと思う。

結構ヘビーな内容を書いてしまったので、今日はここまで。
時系列が前後して申し訳ないんだけど、書きたいときに書けることを書きます!
読んでくれてありがとう。


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