#3 好きなものを語る③
前回から少し時間が空いてしまったけれど今日も今日とて。
というのも、第3弾にして、「この曲語りたい!」と今思うものが毎日変動して文章書くのに全く集中できなかった。(季節の変わり目の気分屋な自分に振り回された)(言い訳です)(三日坊主にもならない)
ようやく秋と呼べるような気温・湿度になってきてしっかり気分も変わったので、お気に入りのこだわり最高選曲、してきちゃった 暇な時読んでね。
Kiss Me More(feat. SZA) / Doja Cat
第3弾、いきなり洋楽ぶっこむ。
と言っても、洋楽は私のプレイリストには少ないし、正直なところとても疎い。
数年前に出会ったDoja Catに関しては知名度がどのくらいとかどこの層に人気があるとか無知。ただ楽曲を1人で楽しんでいる。
この機会にDoja Catや、それこそ洋楽が好きな人に「普段邦楽しか聴かない人間の少なくとも私にはこう聴こえてます、こう感じます」というものが伝わるといいなと思う。
乾いた海外のビーチを連想されるイントロ
私、この曲聴いて3秒で好きだと思ったのを鮮明に覚えている。
レ♭/ラ♭→ド/ソだけのアルペジオからスタートするのだけれど、チューニングをあえて低くはずしていていきなり不安な気持ちになる。(このアルペジオが曲全体のベースとなる)
ジャケ写にもあるように、きっと海が舞台のこの曲。7年前語学留学で訪れたオーストラリアが真っ先に思い浮かんだ。
ただ、イントロで連想される海は「青い海」ではなく「ピンクの海」、そして「乾いている」ように感じる。海に足を浸しても濡れないような、水平線が続く砂漠の中に突如現れた水辺のような、はたまた異世界を連想させる耳に親しくないような、そんなカラッとしたイントロだ。
拍を無視して食い気味に進行するコードも聴きどころだと思う。
イントロの歌詞はなんて可愛いの!と思わされるので見てほしいけれど、歌詞に惹かれたわけではないので、なんならこの記事を書くことになってから初めて見たので、ここでは省略します。
落ち着いた様子が特徴的なサビ
イントロに続いてサビからスタートするこの曲。
温度差を感じることなくゆっくりとストーリーに引き込まれる。
基本4つ打ちの単純なリズムで、イントロのアルペジオをループ。
軽やかに体が跳ねてしまうのはやはり食い気味な2拍のせい?
さらに可愛らしいdoja catの声とハスキーで耳障りの良いSZAの掛け合い、なんとも言えない中毒性のあるサビだ。
Doja CatとSZAのラップ
なんと言ってもこの曲はラップ。
1サビ後はdoja catが力強く歌い上げていて彼女の世界に引き込まれる。まさに夢の中、深く深く現実離れしたような場所。
イントロから永遠とループするアルペジオは実家のような安心感。
夢と現実のギリギリどちらでもない狭間が続くから本当に不思議な感覚だ。
2サビを挟んでSZAパート。
彼女の声は本当に年、国籍、性別、そう言った全てのカテゴリに属すことを知らないと思った。
1番に比べると語りかけてくるような歌声。
パッと声色が明るくなる部分があるのだけれど、明るくなったかと思えばすぐ後に「キラン」と星が流れるような音がするのがお気に入り。
イメージ通りのMV
話が前後するが、この曲のイメージは「ピンクの海」「砂漠の中心のオアシス」「触れても濡れない水、異世界の空気」などなど、ジャケ写からも想像されるようなものを抱いていた。
何も知らずこの記事を書くためにもとMVを鑑賞したところ、まさに、上記通りの架空の物語。
私の脳内が映し出されたかのように流れる映像、本当に驚いた。
「好き」を共有するために始めた自己満noteだけど、アーティストやクリエイターと心が通じた気分になってはやくも満足しかけた。
実際、やはり最後は想像を超えてくるし、この曲からは思いもよらない展開なのも悔しい。(褒めてます)
良い意味で気色悪い映像が本当にこの曲に映える。(凄く褒めてます)
初見の方は是非MVから入っていただきたいな〜。
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好きな曲、沢山あるけれどこだわりの部分をうまく伝えるのに時間がかかります。
くだらない理論を並べては自己満足しているような文章をいいねと最後まで読んでくださった貴方に感謝です。
これからも好きなものはとことん好きでいようと思う
だれにも譲れないもの、沢山持っていようと思う
おわり