金持ち父さんの21世紀のビジネス〜p158
第17章 女性が得意なビジネス キム・キヨサキ
ネットワークビジネスには女性が男性の4倍以上参加している
ネットワークビジネスは女性向けのビジネスである
男性が働き続けている間
女性は働く期間もあれば、家で家事や子育てをしている時間を割く
男性は家庭に費やす時間が1.6年に対して
女性は14.7年
何この数字!!!
ちなみに私は出産育児で家にいた時間は2年弱
(長女半年、次女9ヶ月くらい、長男3ヶ月で職場復帰している。産前はギリギリ9ヶ月まで働き通した)
ほぼ男だ、私
この本を読むまで気づかなかったし、それが私にとって当たり前だったから
今、こうして自分を俯瞰するとすごいことだと思えた
・女性の平均年齢は男性よりも7〜10年長い
・その分女性に蓄えが必要ってこと
(でも、誰かの介護が始まるとまた、子育ての時のように女性が頼りにされて
また働けなくなる・・・患者さんの家族でいっぱいみてきたな)
働く時間も少なくて、やることは多くて、
女性って本当にすごい
それでいて給与では男性と差があったり、立場も差があるよね
あ〜〜こういうところに女性は色々と訴えているんだ
私、自分の中身が男だったから
「負けないために、差によって悔しさを感じないように、自分で働くんだ」ってここまできたから一般の女性の状況を知らずに(知ろうとしないで)ここまできてしまった
しかも、こういう私にしてくれたのは紛れもなく「母」だ
私の母は「貧乏は嫌」というところに情熱がものすごかった
結婚生活はうまくいかなかったけど、貧乏にならないための選択を
貫いてきた、すごい
兄弟が多い中で育ち、2回養子に出されそうになり、「自分はいらない子。売られる子」という悔しく悲しい思いになった経験があると言っていた
その原因は「貧乏」
だから自分は暖かい家族を作り、豊かに暮らすって夢があった
でも、お金の使い方が合わない父と出会い私と弟を産んで離婚
再婚相手は金持ちだったけど、温かな家族を作るには合わない人だった
その経験をしながら「誰に頼ることなく生きていく必要性」を母は自分で作り出し
私に見せてきた
昔は嫌だった
でも今の私なら理解できる
この第7章を読みながら母への感謝の気持ちで泣けた
私は「自分で稼ぐ」そのために看護師になった
だから人に頼らない道を自分でも作ってきた
だけど40歳をすぎ、1人に限界を感じていた
しかも、生き方を見直したときに、今までの方法では人生後悔するような
漠然とした「このままではまずい」って気持ちにだけは気づいた
今、実際ネットワークビジネスがすぐできる環境にいながら
違和感を感じているのは
多分、専業主婦経験、うちにいながら働けないことへの
疑問や不満を感じる経験がなかったから
ネットワークにいるみんなと熱が違う、思いが違うからだ
だって私は「ないなら働きに行けば良いじゃん」って考えだから
でもその考え方は一旦おいて
自分の人生をもう一度見つめ直そうって思えたのが
この第17章だった
自分にとって大事なものはなんだろう
この先の人生をどうしていきたいだろう
本当はどうしたい?
できるかできないか、ではなく
やりたいかやりたくないか、で考えたら
どんな心の声が出てくる?
私は
人に決められた人生は嫌だ
人を気にする人生も嫌だ
良いものは良い
嫌いなものは嫌い
そういう自分でいたい
もう45歳
こんな歳だから
そんなこと言ってたら恥ずかしい
こんな言葉を自分にはかけたくない
その年で
そんなことがしたいの?
素晴らしいね、やってごらんよ、絶対いい経験になるよ
そう言ってあげたい
「自分達の将来の経済状況を自分でコントロールすることを自分に強く誓った」
この言葉に打たれた
これくらい強く自分の人生を思い、与えてもらった自分の人生を自由自在にする
与えてもらった命に感謝して
「あなたは外に出て、物事を自分の手で実現させていかなければならない」
母が抱いた悔しさ
その母から生まれてきた私
生まれてきて味わったたくさんの悔しさ、不満、悲しさ
それをそのまま子供達に渡すよりも
それを使ってバネにして
本来はもっと楽しむためにこの世に存在することを
子供達に渡していきたい
そして
もっとたくさんの方に笑顔になってもらって
生まれてきてよかったと思える人を増やしたい
そのために
私には経済力が必要だ
先日設立した会社を乗り物にして
私は自分の信念を燃料にして
多くの方にいいものを届けなくちゃ
そのためにネットワークビジネスは
すでにある仕組みだし
みんなでワイワイが嫌だとかそういうことはどうでもいい
人見知りとか
大勢のグループが苦手とか
関係ない
必要なものを必要な人に届ける
それだけ
それが仕事だ
それが今やるべきことだ
いろんなことがちっぽけに感じた
そして
母への感謝がまた今日も増した
ロバートキヨサキ
キムキヨサキ
この本に出会えてよかった
もう何も怖くない