4.ゲーム脳のデンマーク生活
*運営してるブログの「デンマーク徒然日記」の内容を、こちらnoteのマガジン『デンマーク徒然日記』にちょっとずつ移行しています。2月末に完全移行できるはず。
*今回の記事は、2019年9月3日に投稿した内容。フォルケホイスコーレ生活が1ヶ月経っていない頃のお話です。
学校生活が1週間をすぎた頃から、皆だんだんとお互いの名前を覚えてきて、自己紹介フェーズが終了しました。最近は、色んな国籍の学生がいることから、お互いの国の文化紹介フェーズに入っています。
今回はお互いの宗教観を話してた時のお話。
実は渡航前、ドラクエの映画が公開される時期だったので、4、5、6をリプレイして頭の中が割とドラクエワールド一色だったんですよ。
なので日本では、(ゲームデータをセーブするために)ほぼ毎日教会でお祈りしてたし、なんならたまに(次のレベルまでどれくらいか聞くために)お告げ聞いちゃってたもんね。どうやら私は、学生の中でもなかなか信心深い信者みたいです。
下手したらここにいるデンマーク人よりも生涯で教会に行った回数多いかもしれない。
ゲームの話をすると、アニメの話も行ける奴認定されたのか「ドラゴンボール」「ナルト」「ワンピース」などの話を振られ、それなりにアニメトーク楽しんでみました。ありがとうクールジャパン。ありがとう日本のアニメ文化。
人にもよりますが、だいたいアニメの話したら一気に打ち解けられますね。
学校にはドラゴンボールのデンマーク語版が置いてあって、意外なところで日本の偉大さを知ることができました。流石っす鳥山明先生。遠い海と言葉の壁を越えてこんな所まで。KAMEHAME HAは世界共通言語なのかもしれませんね。
ゲーム脳を全開にして生活してみると、挨拶以外の言葉を発しないイケおじ(イケてるおじ様)が居て、だんだんNPC(Non Player Character)に見えてきました。
だって、いつも同じ時間帯に同じ場所に居て同じセリフを言うんだもん(多分まだ打ち解けてないだけ&英語がお互いそこまで得意じゃないせいで)。
あれですよ。ゲームではじめて行った町とか村で、「ここは○○の村よ」とか教えてくれたり、「この町は××で有名なのよ」とか説明してくれるあの人たちですよ(興奮)。いつの日かイベントフラグが立って、重要項目を教えてくれるはず。最近は、どこにイベントフラグがあるのか探す毎日です。
そもそもヨーロッパの街並みって、ゲームの世界観の参考になることが多く、見方を変えてみるともうリアルクエストしてる気分になってきます。何だこれ最高かよ。
そういえば、土日に近くの街オーデンセに繰り出した時に、水曜どうでしょうの聖地を発見したりもしました。
近場の手っ取り早い都会がオーデンセなんですよ(オーデンセはデンマーク第3の都市。日本で言うと名古屋的な位置)。オーデンセといえば、アンデルセン童話の作者の故郷でも有名ですが、かの有名な旅番組「水曜どうでしょう ヨーロッパリベンジ編」で立ち寄った聖地でもあるんです(興奮)。
あの名言「今日は ここを キャンプ地とする」で疲れ果てたどうでしょう班が立ち寄って疲れを癒した場所です。
ここはその時どうでしょう班が泊まった歴史と格式のあるホテルグラント。まさかオーデンセに来て水曜どうでしょうの聖地巡りができると思いませんでした。やっほぃ。
ゲーム脳全開にしてそれっぽい教会によったり、聖地巡礼したり、可愛い街並み歩いたりと、いろんな楽しみがありますね。デンマーク生活。
これからの1年が楽しみだなぁ( *`ω´)