17. コロナとアジア人差別
今回は、2020年2月末から3月上旬に行った修学旅行(ポーランド)、からの個人旅行(ハンガリー)の間でのコロナの思い出。エクストリームデンマーク帰国編①-③前と間の観光中の出来事。
今回の修学旅行は、メインテーマが「第二次世界大戦とユダヤについて」なのでかの有名な、アウシュビッツ・ビルケナウ強制収容所があるポーランドに行ってきました。テーマが重い。。。
事前に予備知識を仕込んで、強制収容所をはじめとするユダヤ人の迫害や差別に関係するスポット廻りや、その他ポーランドの食文化(メインテーマが重いから、ご褒美的ポジション)を学ぶ旅。
この時点で、デンマークのコロナ感染者がそんなに多くなく、デンマーク国内におけるアジア人差別も(無いことはないけど)少なかったんですが、ポーランド、およびハンガリーで多少なりとも差別的な発言に合うのかなぁ…と警戒していました。
そんなこんなで色々警戒しながら旅を続けていたんですが、なんか会うポーランド人が親切でちょっと可愛い率が高くて、面食らいつつも癒されました。もちろん、人によることは理解していますし、たまたま今回、人に恵まれた旅行だったと思います。
でも、「差別されるかもしれない」「もし、差別されたら極力気にしないように無視するか、反論するかどっちが正解なんだろう」とモヤモヤしながら旅行している中、彼らのパーソナリティに触れて救われたもの事実。
幸い、私は人生でひどい差別に遭遇したことがないので、「差別する人の気持ち」も「差別される人の気持ち」もイマイチ実感することができないです。幸運だと思う。
なので、今回救われたこの気持ちを忘れずに、もし自分が逆の立場にあった時、自分でよく考えて誠実に対応できる人間でありたいな、と感じた旅行でした。少なくとも、差別する側には極力立たないように生きていきたい。差別する人を差別することもしたくない。
もちろん、綺麗事だけでは世の中生きていけないでしょうし、特別自分が幸運だったのは自覚してます。でもできるだけ、そうあれるよう、心に留めておこう。
そんなこんなで、ちょっと可愛くて親切なポーランド人に救われながら、太陽とキレイな景色と東欧グルメを堪能しながら観光できました。
ポーランド料理の1つ、餃子も美味しかったなぁ。また食べたい。食文化を学びながら旅するの好きなんですよねぇ(*´∀`*)
かつてモンゴル帝国がやんちゃしてた頃に伝わったらしいです餃子。
口にあってもあわなくても、その土地の料理食べるの楽しくて好き。
そういえば、ハンガリーで「コロナ!」と叫ばれる経験をしたんですが…、なんて言うかこう、「ヘイ!元気か!コロナコロナ!イエーイバイバーイ」ってめっちゃ楽しそう、かつ嬉しそうに言われて思わず「バイバーイ」って返してしまいました。
彼のアジア人に対して「コロナ」と呼びかける行為は、「差別的」だととられても仕方が無いと思うんです。が、なんでだろう。不思議と嫌な気持ちにならなかったんだ…。なんだったんだろうアレは。
対応が正しかったのかどうか、今でもわからないけど、同じ言葉1つでも態度によって人に与える印象って変わるんだなってしみじみ感じた不思議体験。
あと、ポーランドのチェリービール美味しかったです( *`ω´)
それでは今回はこの辺で。Vi ses!
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