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本日の猫たち #443(猫と一緒に暮らすということ)
今日はあたたかかったので、我が家の猫たちはひなたぼっこを楽しんでいました。
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猫たちは窓際が大好きです
飼い主は12/1開催の文学フリマ東京39用の荷物を無事発送し、ほっと一息ついたところです。4日後には当日だなんて信じられません……。時間が経つのは本当にはやいです。
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さて。
どの猫飼いさんにとっても愛猫は可愛いですが、猫と一緒に暮らすと、あきらめないといけないことも出てきます。たとえば、長期旅行、素敵なインテリア、猫の毛が目立つ色や素材の服……。
飼い主の場合、一番の「あきらめ」は、家に生花を飾ることでした。
飼い主は花が好きで、今の3匹がいなかった時代は、切り花やブーケをよく家の玄関やリビングに飾っていました。(ガーデニングを趣味にしている知人が多く、お花をいただくことも多かったです)
チューリップ、カーネーション、ユリ、菊……どれも大好きな花ですが、猫を飼っている方ならご存じの通り、多くの花が猫にとって有害です。
もちろん、猫に無害な花もありますが、問題は「うちの猫たちの行動」。花屋植物を見つけると即座に「嚙みちぎれ!」という謎の指令が脳内で発動するようなのです。
2年ほど前だったと思いますが、留守中に胡蝶蘭の葉と花をすべて嚙みちぎられる事件が発生しました。無残な姿の胡蝶蘭を前に、悲しみにくれる飼い主を前に、兄猫は「がんばって嚙みちぎりました!」とアピール。
(猫は悪くないのです。猫の目の届くところに花を置いた飼い主が悪いのです)
以来、花を買うことはやめました。
(いただいたお花は、猫たちが入れない部屋にひっそり飾って、こっそり楽しんでいます)
とはいえ、花を飾ることを完全にあきらめたわけではなく、いつかはお花があふえる暮らしをしたいと思っていました。
ヤマトの営業所で文フリ東京宛の荷物を発送した帰り、花屋のガーベラが目にとまり、あまりにもかわいかったので、一本購入。
ガーベラは猫にやさしい花です。
「お花はずいぶんご無沙汰しているし、猫たちも成長した今は、花にそれほど興味を持っていないかもしれない」
そう思い、こっそりリビングに飾ってみたところ、猫たちは無反応。
ああ、よかった! と所用をすませてリビングに戻ってきたら……
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ガーベラを嚙みちぎった犯人はわかりませんが……ガーベラにかわいそうなことをしてしまいました。
(お花部分だけは救出し、水をはったお皿に浮かべて飾りました)
やっぱり我が家ではおおっぴらに花を飾ることはNGのようです。
もちろん猫もいろいろです。
知人の猫飼いさんは家のいたるところに観葉植物を飾り、切り花を楽しんでいますが、猫たちは植物に見向きもしないようです。猫たちの個性もありますが、工夫次第では猫と共存できなくはないと……思うのですが、うちの猫たちは、「植物=嚙みちぎれ!」と完全にインプットされてしまったようで、残念です。
お花や植物を家に迎え入れたとしても、猫たちの襲撃にあうことを思えば、かわいそうで家に入れられません。
そんなわけで、お花はあきらめ、潤いの少ない生活になりました。仕方ないので、お花のかわりに猫たちに身も心も潤して?もらおうと思います。
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(左から先住猫、妹猫、兄猫)
最後までご覧いただき、ありがとうございます。
気が向いたら、またのぞいてやってください。
12/1 文学フリマ東京39に行かれる方へ
新刊『伊勢まほろば』のほかに、商業誌も少しだけ持っていく予定です。
商業誌を買われた方にもれなく、「いちはらさんちの猫たち」か「サンクトペテルブルグ」、いずれかのフォトブック(p24、非売品)をプレゼントします。
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(ほしい方がいらっしゃるといいのですが)
そして新刊が本日届きました!
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素人なりに組版からがんばってみた本です。こうして完成品を見ると、うれしさもひとしお。井上のきあ先生の装画が本当に美しくて(背表紙もかわいい)、実物をお手にとって見ていただきたいです。
ブース:せ-39、サークル名「伊勢ねこ」でお待ちしております。
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