ミチュルル©︎ / たかはしみさお
物語ではない日々の出来事や思ったことなど
フランス料理店修業後に、ファミリーチェーンで店舗運営の基礎マネジメント、リゾートホテルでは新店舗立ち上げと商品企画、上場企業のレストランでは総合的にマネジメントに関わり、その後7年間はオーナーシェフとしてワインバーを運営。月商150万円の小さなお店から月商1500万円のチェーン店まで、飲食経験は35年ございます。これから飲食店を始めたい人、現在集客に悩んでいる人にとって、何かヒントになればと思い過去の成功事例も含めここにまとめています。よかったら。
エッセイを掲載します。
読み切りの恋物語をどうぞ
青色のコンビニで恋をした話。ツイッターで呟いた投稿を転載しています。登場人物:僕、マイ子(片思いした彼女のこと)、角刈り(角刈りの男性バイト)、春菜(角野卓造似のベテラン女性バイト)、ボンビー(バングラディシュから来た留学生の男性バイト)other
【強制送還】国外退去処分が下されると五年間は入国許可が下りない。 レストランで店長をしていたころ、僕はひとりの中国籍男性をアルバイト採用した。なんでも語学留学で日本に来ていて、「中国にいる両親に負担はかけられない。アルバイトをすることで、何とか少しでも学費の足しにしたい」と、話してくれた。 僕自身こういう人情的な生い立ちに弱く、話し途中にもかかわらず履歴書に採用の判を押していた。もちろん日本語は上手に話せるし、中国人にありがちなグイグイと迫る感じはなく、物腰の柔らかい好青
■「せっかく総選挙1位になったのになんで…」泣くほどショックだった「恋するフォーチュンクッキー」 「恋するフォーチュンクッキー」(2013年8月21日リリース)は、AKB 32ndシングル選抜総選挙で初めて1位に選ばれた指原莉乃(HKT48)がセンターを務めたAKB48の代表曲のひとつである。初期AKB48のヒット曲といえば「ヘビーローテーション」や「フライングゲット」というBPM150~160程度のテンポの速い楽曲が挙げられるが、この「恋するフォーチュンクッキー」に関して
ちょっとゾッとする写真だと思う。 僕は、この風景から戦場跡に残された無数の墓標をイメージした。命を落とした人の十字架が無造作に立っている…そんな風景。 植物は、何が起きても逆らうことが出来なくて、ただ無抵抗のままその生涯を終えるしかない。街中にミサイルが撃ち込まれて一晩で瓦礫と化す街に、行き場を無くして呆然と立ち尽くす人の姿もイメージした。 枯れたひまわり」の花言葉は、「情熱」「実り」「また明日」です。他には、「思いやり」「共感」「同情」の花言葉も。 暮らしニスタ 「
日本のアニメ映画を世界に羽ばたかせた宮崎駿の功績 1963年、東映動画でキャリアをスタートさせた宮崎駿だが、高畑勲、森孝二、大塚康生らと3年がかりで完成させた大作『太陽の王子ホルスの大冒険』の興行成績は全く振るわなかった。 ※この辺りの話は2023年のNHK朝ドラ『なつぞら』でも取り上げてるよね その後も興業成績が振るわない暗黒の時代が続く… いまはTV放送で人気のある『ルパン三世カリオストロの城』も、当時映画としての興行成績は大赤字である。『風の谷のナウシカ』『天空の城
本編は入院までの壮絶なドキュメンタリーだったけど、これは入院中の食事ルポ。実は、本編は1回目の発症時ドタバタだけど、一度退院してから1日後に再び出血、再入院をしています。(こっちのほうが症状が重く、輸血をしながら緊急内視鏡検査で腸内の血を洗い流し、さらに出血箇所を探るという事態) まーそれは大腸憩室出血を調べると同じような内容が記されてるのでここには書かないけれど。 ということで、絶食(最初も2回目も50時間くらい)した後、どんな食事で回復していくかの一例。下痢したときとか
前回はここまで どれくらい走っただろうか…。 そんなに長い時間ではなかったけれど、仰向けになっていると時間経過がわからなくなる。 病院に到着。慌ただしくなる。 「ストレッチャー降ろすよ」 ガシャンッ!ガシャッ!シャッ! (救急車用ストレッチャーなので車輪付きの脚が折りたためる) そして右に曲がり左に曲がり… 仰向けだけど、何だか目が回る。 小学生のころ、先生が座るキャスター付きの椅子に目隠しして座って別の場所に移動する遊び(イタズラ)を友だちとやったものだけど、まるでそ
前回はここまで LINEを見てなかった奥さんは事情がわからず 「階段から落ちたの?」 と呑気に声をかけてきた。 鬼嫁である。(そんなことありません) 笑う余裕もないまま息も絶え絶え事情を説明して事態を把握…とにかく救急車を呼ぶことになった。こういうときウチの奥さんは頼りになる。狼狽することなくテキパキと動く。背負っていたリュックを着脱させ、まだ手に持っていたスマホを取り上げ、ポケットにあった家の鍵も回収された。(失くすといけないので) 後で訊くと、そのときはアドレナリン爆
前回はここまで 何とか山手線に乗り込んだ。 もう後戻り出来ないと思ったのもこのとき。 電車内ではドアにもたれかかりたかったが、乗り換えの激しい東京、秋葉原では乗客の入れ替えでぐりぐり押されてあぶら汗だった。 何とか体勢を立て直し、いざ上野駅乗り換えに挑む。 そして、人並みに押されながらも何とか上野駅ホームへと降りたった。 時刻は23:25くらい。最終電車の発車時刻までは少し時間がある。 「もう1回トイレに行っておくか…」 とトイレに駆け込んだ時点で財布がないことに気づ
突然の入院で、大勢の方に迷惑を掛けてしまった。誠に申し訳なく思う。 病気だから仕方ないとは言え、店のシフトから突然消えるのは大迷惑だ。タイ料理屋なんて夏がかき入れ時なのに、1人戦力が欠けるなんてのは超絶大打撃である。本当すみません。 さて、Twitter(x)やらLINEやらでお見舞いの言葉をたくさんいただいた。スマホを見るくらいしかやることがない''ひたすら安静''という仕事は本当に暇で、活字中毒の自分としては読み物が次から次へ更新されるTwitter(x)は、本当癒しの
3月。かろうじて月間4回休めたが、13連勤もあって疲労が溜まる一方。どうにも癒やされない日々が続いている。 ちょっと50代の働き方じゃないなぁと思いつつも仕方ない。諦めちゃいけないけど、飲食店というのは得てしてそういうところである。 とは言え、気がつけばこの職場も10ヶ月が経過した。 これだけやっててもまだ知らないことがたくさんある。引き継ぎがいい加減すぎて、持ってるポテンシャルだけではどうにもこうにもならないのだ。 モチベーションの維持がアレだけど、明日から新入社員が入ると
ロシアがウクライナに対して核を使うか否か。 核兵器を使うならば、数十発同時に使って都市ごと吹っ飛ばすと思う。一般市民もへったくれもなく主要都市の大部分を焼き払うだろう。ガチギレだ。国際社会で認められない存在になってもいいとキレられたら、たまったもんじゃない。 これに対して欧米諸国は核兵器で対抗するだろうか?否だ。多分使わないし使えない。ウクライナ支援は強まっても、世界大戦的な核戦争にはならないはずだ。ただし結束して通常兵器でロシアを潰しにかかるだろう。短期決戦だ。数日でロシ
なんていうか、一度甘い汁を吸ってしまうとその味が忘れられなくてだめだなぁと思う。 僕のそれは店である。 ほぼ個人店として営業した7年間が快適すぎて、いま、何をやろうにも満足できないのだ。 ひとりでやってるときは、思いついたことが何でもすぐに実行できた。もちろん責任を負わなくちゃならないし、作業が山積みになって大変なんだけど、それでも行動に移すまで誰にも邪魔されないでできる快適さは何物にも変え難い。 いまはとても面倒くさい。 ひらめいた企画も実行できるまで障壁が多すぎて、
実は今回のコラム、めちゃくちゃ納得いってない。元原稿はいつも通り3200文字くらいにまとめていた。内容は妄想劇場だった。 辛島美登里さんの「サイレント・イヴ」は、とても美しい歌詞だけど、かなり抽象的というかぼんやり匂わせる歌詞だから物語として掴みづらい。だから、僕が想像した物語を補助的な役割りにして、歌詞考察の本丸に斬り込もうという流れだった。全部カットだった。その他付随する楽曲にまつわる重要なエピソードもほとんどカットして表面だけ残った感じ。周到に用意した伏線も全部おじゃ
僕の友人にユウサミイというミュージシャンがいる。無名だ。 無名というと怒られそうだが、世間一般には知られていない。ただ彼にはコアなファンがついている。 彼が東京でライブをやると言えば、それこそ鹿児島から北海道まで全国から客を呼べる。100人200人は楽勝だろう。東京ドーム7DAYSは無理だ。 ちなみに、ひと月に3回もライブをやれば、普通のサラリーマン以上の収入があるそうだ。 小さなお店も似たようなことがある。簡単に説明すると、1ヶ月間で来店するお客様の構成比として、10%が
本日は多種多様な職業に従事する社長、及び役職者が語った田中泰延さん、及び糸井重里さんに関する話を備忘録として書き留めておく。 めちゃくちゃ酔っ払っているので支離滅裂な内容なのはご容赦いただきたい。僕自身糸井さんにTwitterフォローしていただいてるのにこんなことを書くべきじゃない悪い話なんだけど、あえて残して置こうとおもう。すみません。 これは、某有名文房具会社の役職者という友だちの話である。 まず「ほぼ日」について。 営業にくる業者の人の糸井重里推しが強いけれど、市場は