美容室が意識を変えた

「髪をセットして、気持ちをセットする」

美容室＝美意識の高い、綺麗な女性が行く場所。

私はずっとそう思っていて、行けなかった。
「今日はどんな風にカットしますか？」
そう聞かれても、どう答えればいいか分からなかった。

ずっとセルフカットで、あまり髪型を意識してこなかった私は
彼女から美容室に行くことををすすめられた。
「緊張するよ～。どんな風に希望言えばいいか分からないよ～」
とか、
「女性ばっかりだと緊張するよ～」
とか、
本気で分からなかったから、彼女にカットイメージの写メを貰って、
当日、めちゃくちゃ緊張しながら美容室のスタッフの方に見せた。

スタッフの方：
「はい、分かりました。似合うと思いますよ ♪」
私：
「（え？本当にそう思ってるのか？営業トークだろ？と思いつつ）
　よろしくお願いします。」

カットが無事終わってびっくりした。
「（自分がしてきたセルフカットってダメダメじゃないか！）」
「（ナニコレ！？すげーいいんだけど！）」

私は単純である。

お世辞でも美容室の方に似合ってると褒められ、
自分でもいいんじゃないか！と思い、
意識が高くセットされるのである。

セルフカットをしていた頃の自分は、
見た目よりも中身が重要だとばかり言って、
外見を磨く努力をしていなかった。言い訳しかしていなかった訳だ。
そして、自分の内面も自信が欠けていたように思う。

美容室に行き、
一度贅沢を経験した人が質素な生活に戻りにくい事も理解した。

似合うと褒められる髪型にセットしてもらうと、
着ている服、
姿勢、
考え方、
全てを良い物に合わせようとするのである。
一度良い自分に出会うと、

"単純な憧れから、
良い状態をキープするのが義務に代わる"

のではないかと思ったのである。

意識次第とはよく言ったもので、
1ヶ月4,000円の投資が意識を高めるのだから、凄い。
決して安いとは言えないかもしれないが、
人間性を作り上げる自分の頭にプロの技術を装備するのだ。

そして今日、私はプロの技術を頭に装備した:)

さあ！高まった気持ちをセットして、頭と心へプロの技術を身につけるぞ！

まとめ

・適正なお金を払って得たプロの技術は、意識を高める。
・良い自分を維持したいと思う、義務に近い気持ちが意欲に繋がる。

#Make Me Up