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スペシャリストとポリバレント

「スペシャリストであるべき土台となるポジションを築き、

次の山を作って橋をかける」

サッカー日本代表で物議をかもした「ポリバレント」について。

複数のポジションが出来る=組織の中で2つ以上のことが出来る。

では、

ポリバレントを会計部門のスタッフ当てはめるとどうなるか?

会計以外のの土台として何を意識すると良いか?

土台と次の土台を繋ぐものは何か?

10年前の自分にどうアドバイスを送るか?

考えてみようと思う。

ビジネスでの主要なポジション(職種)をざっくり言うと、

「製造」「営業」「会計」「総務」の4つだと思う。

私の土台である「会計」では、毎日のお金の流れから分かる事実と関連する情報、そして、総合的に推測できる将来への展望。これらの質と精度をどこまで高めれるかを常に考えている。生活の糧である会計の土台をより強固にすることは、スペシャリストとして当然の義務だと思う。

そして、次に求められることは部門間の橋渡しをして、間違いを指摘したり問題となりそうな芽を事前に潰すフィルターの役目。土台と土台を繋ぐために、全体を俯瞰して把握する意識。ある種「黒子」の様な立ち位置。これが会計のポリバレントだと思う。

ただ、この役目を全うするには性格も重要だと思う。自分が先頭に立って突っ走りたい性格だと黒子は勤まらない。長男だからか、幼少期から周りを見て行動していたし、俺が俺がと引っ張る性格でもない。だから、性格的にも縁の下の力持ちとして全体を見渡してビジネスを回すことに向いていると思う。

やはりここでも大事なことは、

「自分はどんな人間か?」

「自分がどのようになりたいか?」

私はこの考えに至るまで13年かかったけれど、

孫子の兵法にあるように自分を知ることが大事だと気付かされた。

ポリバレントと孫子の兵法は繋がる部分があったことも新たな発見だった。

「己を知り、相手を知れば百戦危うからず」


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