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「文具×ライフスタイルの提案!」ホリタ文具のマーケティング戦略とは?

ホリタ文具の#マーケティングトレース

会社名:株式会社ホリタ
業界:
わくわくを体験する場を文房具で作り、わくわくするオフィス環境の提案
理念・ビジョン:
「学ぶ・働くをもっとわくわく もっと便利に。」
代表者名:堀田 敏史さん
売上高・営業利益:4億円()・営業利益は掲載無し
従業員数:43名(パート含む)
トレース目的:
“店舗販売のみの文具店”としてのセグメントとマーケティング戦略を学びたい。

マーケティングトレース参考URL

・株式会社ホリタ
 http://horita-bungu.jp/
・来年度は「業界日本一」を1つ創ります。※ブログより引用。
 https://bit.ly/3ndzaUV

ホリタ文具とは?

ホリタ文具

福井県内に5店舗ある文具店で、子ども向けの知育玩具や面白い文具も取り扱っている大人も楽しめる文具店です。
(ちなみに、
私がいつも使っている”マルマンのノート”はホリタ文具花堂店で買ってます)
店舗によってコンセプトが違っていて、商品構成が違うことも特徴です。
・春江店:北陸最大級の売り場面積を誇る、文具のテーマパーク
・鯖江店:子育て世代のための エンターテイメント文具店
・花堂店:わくわくどきどきアミューズメント文具専門店
・大願寺店:子供たちのスタディ・ライフと働く人のワーク・スタイルをより豊かに
・エルパ店:コンセプトの記載なし。

ホリタ文具マップ

セグメント分析

商品での差別化が非常に難しいからこそ、セグメントが最も重要であると考えています。
事実、ホリタ文具 春江店では

ホリラボ

子ども向け学びの場を店舗内に設けていて、単純な文具店としての機能だけでなく「体験の場」を提供することでコミュニティ作りをしていることが分かります。

なぜ春江店でホリラボを行うのか?

まずGoogleマップを見て下さい。

ホリタ文具春江店マップ

ホリタ文具 春江店のすぐそばに「エンゼルランドふくい」という大きな公園があります。
実験やLEGOを使ったプログラミングなどの体験教室をしていて、多くの子どもが訪れます。(私も息子とよく行きました)
「ついでに寄ってみよう」と自然に人がお店へ流れる立地
×「体験する⇒買いたい」仕組みを作っていると仮説を立てました。

マーケティングミックス4P分析

Product(商品)
文具、知育玩具など。
Price(価格)
商品ごとによる。
Place(流通)
ドミナント店のシステムによって、商品を買いやすくしている。
Promotion(広告)
大人と子どもの主要な行動エリアに出店することで、店舗によって広告する。

ホリタ文具のマーケティング戦略とは?

「ドミナント戦略×カスタマーアクション」だと仮説を立ててています。
ホリタ文具さんのブログにも書いてありますが、
”ドミナント出店”で「文具業界・日本一」を1つ、創るとおっしゃっています。
私の近所にある文具専門店も閉店していて、「雑貨×文具」で商品を販売しているお店が多いです。
その中で、
・立地毎に店舗のコンセプトを作る
・カスタマーアクションを基に改善
・ドミナント戦略で福井県内のシェアを上げていく
この方法は地に足のついた戦略だと考えています。

エルパ店のコンセプトは何だろう?

まず、エルパについて紹介します。

エルパ

福井県で最大のショッピングモールです。
(福井県にはAEONがないので、エルパが最大です)
有名なお店だと、KALDIや無印良品なども出店しています。
自分がCMOだとして、エルパ店のコンセプトを考えてみます。
エルパは福井で最も多くの人が集まるお店で、出店している生活雑貨店はこの通りです。

エルパショップカテゴリー

3COINSやキャラクター系の文具を扱うお店はありますが、
エルパの店舗カテゴリーを考えるとホリタ文具の競合はいません。

ホリタ文具エルパ店のコンセプトは?

「ホリタ文具の認知度を上げること」がコンセプトであり、目的だと考えています。
ホリタ文具のホームページにはエルパ店のコンセプトが明記されていない事実から、
特定のターゲット向けのお店と言うよりも、多くの人に来店してもらい認知度を上げるLP(ランディングページ)のような位置付けだと考えました。

自分がCMOだったら?

「子ども×成長×カタログ」の戦略を実施します。
ホリタ文具さんは、”ホリラボ”で子ども向けの体験の場を提供しているように、
体験⇒買いたいへと繋げる施策をしています。
であれば、子どもが生まれた家庭にお祝いの言葉と合わせて、
中学を卒業するまでの成長を記録できるノートとファイルをお届けします。
そのファイルにはお子さんの年齢に応じて提供できる体験をお知らせします。
記録ノートは定期的にお届けして、
・ホリタ文具に目を向けてもらう
・同じように子育てしているママコミュニティ
・いま気を付けたいこと
子育ての悩みを改善する情報や商品などを提案してママお母さんの負担を減らすことが目的です。

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