駄菓子販売のファブレス企業、やおきんのマーケティング戦略とは?
やおきんの#マーケティングトレース
会社名:株式会社やおきん
業界:菓子、食料品の企画・販売。玩具の販売。
理念・ビジョン:
「時代をリードする新しい人気者と共に、より安全な食品を通して子供たちの豊かな世界を創造します。」
代表者名:角谷 昌彦さん
売上高・営業利益:163億円(2019年12月現在)
従業員数:76名
トレース目的:商品の製造を他社に任せて、販売に特化したファブレス企業のポジション作りの方法を学びたい。
マーケティングトレース参考URL
・株式会社やおきん
http://www.yaokin.com/
・やおきん-Wikiwandより
https://www.wikiwand.com/ja/%E3%82%84%E3%81%8A%E3%81%8D%E3%82%93
やおきんとは?
やおきんは、手軽なスナック菓子から斬新なアイデアのおもしろお菓子、時代を越えて親しまれている懐かしい菓子など遊び感覚あふれる楽しいお菓子の企画から販売までをトータルにプロデュース。(※株式会社やおきんのHPより引用)
STP分析
STP分析のベースとなる駄菓子のカスタマーアクションについて考えていきます。
・コロナで衛生面に配慮したお菓子が欲しい
・イベントで子供に配るお菓子が欲しい
・大人も子どもも一緒に食べれるお菓子が欲しい
・安く購入できるお菓子が欲しい
このカスタマーアクションを基に、セグメンテーションとターゲティングをしていきます。
結果は以下の通りになりました。
次に、やおきんのポジショニングをまとめるとこのようになりました。
大人でもお菓子を食べる人はいますが、お菓子によって年齢層が限定されると仮説。
その点、うまい棒は味の種類によって大人も子どもも食べるお菓子ポジションを獲得していると考えました。
4P分析
Product(商品)
ファブレス企業として、なつかしいお菓子を販売しています。
Price(価格)
100円~400円と安価です。
Place(流通)
コンビニやスーパー、ドラッグストアなど大人と子どもが一緒に利用するお店で販売。
Promotion(広告)
子どもの頃に食べたうまい棒は、時々食べたくなるお菓子です。
普段行くお店で目にする陳列が広告になっています。
やおきんのマーケティング戦略とは?
アプリやコンテンツ製作の主力はうまい棒です。
・1本10円という安さ
・親も子供の頃に食べた懐かしい駄菓子
この2つのポジションが、うまい棒を親子で買う一番の理由だと考えています。
自分がCMOだったら?
「サブスクでまとめ販売×LINEギフト」を企画します。
マーケティング戦略を考える上で、コロナの影響は無視できません。
けれど、うまい棒は友達と集まって食べるというよりは、
自宅で小腹が空いた時に食べるお菓子というイメージが強いのは私だけでしょうか?
つまり、自宅にいる時間が長いからこそ、うまい棒を食べる機会が増やせます。
駄菓子は目の前にあると食べます。
そこで、在宅ワークや自宅で勉強している方向けに「まとめ販売」を企画します。
うまい棒10本+おまけの駄菓子=110円で販売して、
・サブスクで販売量を増やす
・SNSログインを活用して、ユーザー情報を集める
・LINEのギフト機能で友人達を巻き込む
販売量、売上の確保、食べる人の輪を広げる方法として、
「サブスクでまとめ販売×LINEギフト」を企画します。
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