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ビブリア古書堂の事件手帖II ~扉子と空白の時~
冒頭からネタバレ ( ´ー`)y-~~
前回、横溝正史先生の「雪割草」について記事を書きました。
それに気が付かせてくれたのが 三上延 著 ビブリア古書堂の事件手帳II~扉子と空白の時~な訳ですがこの作品を紹介したいと思います。
TVドラマになったことのあるビブリア古書堂の事件手帳ですがこの小説は
古書にまつわる蘊蓄(うんちく)が結構出て来ます。
ただ、この手の小説の難点は情報量が多すぎると説明書みたいになってしまい読み進められなくなるところにあります。
その点、ビブリア古書堂の事件手帳はバランス良く蘊蓄が主人公たちを通じて出て来ますので読んでいて気にならないです。
また、本作のビブリア古書堂の事件手帳II~扉子と空白の時~を読んでいて気が付きましたがシリーズの中では結構登場人物が多いかなと言う印象も受けました。見開きの所に家系図が乗っていますが「あ~なるほど!♪」と後から気が付きましたが「金田一シリーズ」を匂わせるテイストになっているんだなと言う事にも気が付きました。
特に双子の姉妹の登場で区別が家族でも中々つかない辺りは「どっちなん?」的な所は金田一シリーズを彷彿させていて非常に面白かったです^^