大学で学んだ僕とこれからのこと
大学四年間の生活が、そろそろ終わろうとしている。
夏ごろには書き始めていた卒論の全部が嫌になって、投げ出したくて、一万時近くを消去した。監査の先生に「全部書き直します」とまで言って、心配してかかってきた通話口で子どもみたいに泣きわめいて。悩みに悩んで、それでも、今までずっと考えてきたテーマで書き続けることを決めた僕は、祝日で誰もいない大学の、やたら急勾配な坂を後ろ向きに登りながら、これからのことをぼんやり考えている。
卒業まであと半年を切っている。自覚は特にないけれど、長い学