時代は終わらない
悲しいニュースが続くね。
偉大な人が、どんどんいなくなってしまう。そのジャンルにおいて一時代を築いたり、多大な影響を与えた方が、ふっと静かに去っていってしまう。
大好きなロックンロールヒーロー、チバユウスケはもちろんのこと。
去年は大江健三郎も亡くなった。現代日本文学の頂点に立つ作家のひとりだった。とてつもなく美しい文を書くひとだった。
恥ずかしながら漫画に関しては、生まれる前の作品などはあまり読んだことはなく、鳥山明先生に関しても読んだことがなかった。
ただアラレちゃんは幼い頃にアニメで見た記憶があって、その記憶の中でアラレちゃんは確かに両手を広げて走っていて、調べたところ生まれ年から推測するに、私が見たのは1997年から1999年にかけて放送されたドクタースランプだったらしい。
私が0歳から2歳の間の出来事である。そんな時の記憶があるのかと驚いたけど、そんなにインパクトがある作品を生み出していたってことだよね。
なんか毎回思うけどさ、怪我とか病気とか事故とかそういうものがない世界で、ひとり残らず老衰で眠りにつくように死に向かえて、きちんと長生きできればいいのになあって。できれば大切に思うひとのそばで、いなくてもそれはそれで好きなものに囲まれたり、なるべく多幸感を持って。そう思うよ
時代を切り拓いたひとがいなくなってもきっと時代は終わらない。誰かに、何かに、受け継がれて行くはず。