愚者で生きるとうまくいく〜ウェルネスタロット〜
ウェルネスタロットとは
タロットはユダヤ教の秘教カバラの「生命の木」のパスに当てはめることができます。
生命の木は宇宙の法則、引き寄せの法則、この世の原理原則、人間が思い描いたことを創造するプロセス、人間が幸せに自分らしく生きるための人生の地図などを教えてくれる、宇宙のそのものの縮図です。
(タロットはもちろん、数秘や占星術などの元にもなっています。)
そのためその生命の木に結びついているタロットは様々なことに当てはめることができます。
ウェルネスとは、心身の健康、環境、社会的様々な分野においてバランスを取れていて、よりよく生きようとする生活態度のことを言います。
様々なことに当てはめることのできるタロットを使い、様々な分野でバランスをとり、より良い人生を歩んでいくことを目的にしたのがウェルネスタロットです。
現実社会で生きている私たちは自分の外の世界にエネルギーを向けがちです。
恋人が欲しい。お金が欲しい。相手によく思われたい。
社会で生きていくためこれをしなくてはいけない、こうなればいいなと結果を求めること。現実を変えるにはもちろん必要な絶対条件ではあります。
しかし同じだけ自分の内側に向かうエネルギーが必要だということを往々に忘れがちです。
内に向かうエネルギーとは、私は本当は何をしたいのかな?どう感じているのかな?と言う自分との対話であり、自分を愛することや自己理解でもあります。
この外に向けたエネルギーと内に向けたエネルギーのバランスが取れた時に
自分軸で私らしく生きる、宇宙に応援される生き方が実現していきます。
タロットの最大のメリットは自分と向き合うことで外に向けがちなエネルギーとバランスをとることができることかもしれません。
愚者で生きるとうまくいく
物質の基本の成り立ちの謎を解き明かそうという理論の「量子力学」をご存知の方も多いと思いますが、この世は全て「エネルギー」でできていると言われています。
結論から言えば、この愚者のカードが表す「エネルギー」で生きること。
これに私たちが幸せを引き寄せる最大のヒントが隠されていると考えます。
愚者で生きる=人生を楽しく、イージーモードで生きていく
今回の説明をするためにタロットを学ぶ上で重要な概念の四大元素を使って説明したいと思います。
四大元素とは古代の哲学や伝統的な考えで、自然界の基本的な要素とされた「火」「水」「風」「土」のことを指します。
四大元素を説明すると長くなりますので、それはまたの機会で説明しようと思います。
いろいろ省いて今回は火を「エネルギー」、水を「感情」、風を「思考」、土を「現実」とします。
これを愚者のカードでみてみると、
愚者のエネルギーは「軽いエネルギー」。
感情は「気分がいい」。
思考は「何も考えず」に「好きなこと」にフォーカスしている。
そして現実は「魂と肉体が一致している状態」。
つまりこの状態でいると人生イージーモードに移行して行く。
言い換えれば本来の自分に戻るということになります。
本来の私たちは幸せで満たされている状態が自然な状態です。
悩みがある、モヤモヤするなどネガティブな感情があると言うことは
何かバランスをとる必要がありますよと言うサインです。
つまりネガティブな感情は私たちを助けようとしてくれる内なる自分からの愛のエネルギーなのです。
今回の内容を詳しく説明しています。
よかったら見てみてください!
多くの占い師の皆さんは、質問者の方が幸せになることを目的に活動していると思います。また質問者の方も幸せになりたいという思いでリーディングを受けにくることでしょう。
しかし、実際に展開されたカードの意味を見て、迷うことはありませんか?
この人はどうやったら幸せになれるのか?
幸せの形は人それぞれで正解がありません、答えのないものに正解を求めても苦しいだけです。
唯一正解があるとしたらそれは本人の心の中にあります。
リーディングにおいて大切なのは、質問者の心のバランスを整え、自分の心の中にある答えを引き出すお手伝いをすること。
そのためにもまず自分の心が整っていることが大前提!
占いをする側こそ、まずは自分が幸せな体験を積むことが重要です。
これからお伝えするウェルネスタロットはタロットを使い心身のバランスを整え、日々の生活を充実させるためなものです。
占いをする人も自分の為にタロットを使ってみたい方も日々のメンタルケアとしてご活用ください。
今後も生命の木やエネルギーの法則、数秘や占星術なども交えてお伝えしますので、よりタロットの知識を深めたい方もぜひご覧になってみてください。
MITUKI