
フォーク&ニューミュージック名曲集①カルメン・マキ他
前回のブルースロックからがらりと変わって、今回はフォークソングの聴き比べです。フォーク系もマイナー調楽曲の宝庫です。
カルメン・マキ『マキの子守唄』
1969年のファーストアルバムに収録された抒情フォーク。歌詞は寺山修司。
冒頭の「語り」でカルメン・マキが原曲はスペイン民謡と説明していますが、『ハヴァナ・ギラ』と並ぶイスラエルの有名な民謡『ヘベヌ・シャローム・アレヘン Hevenu Shalom aleichem』が元歌ですね。
カルメン・マキは、ファーストシングル『時には母のない子のように』で大ブレイク。いきなり、その年の紅白歌合戦にも出場しています。 次の『山羊にひかれて』もヒット。5年間ほどフォーク系の歌手として活動しましたが、その後、いきなりハードロックに転向したのには驚きました。
恒例の脱線で、ハードロック時代のカルメン・マキを1曲。
カルメン・マキ&OZ『 閉ざされた町』
『マキの子守唄』の原曲は夥しい数のカバーがユーチューブアップされていますが、その中から1曲。
『Hevenu Shalom aleichem』
こちらはイタリアのイーヴァ・ザニッキによるデキシーランドジャズ風カバーです。
ブラウンとディナ『悲しみのエース』
聴いていて悲しくなるという点では、フォークの中でもエースクラスです。ブラウンとディナはアメリカのフォーク・デュオ。原曲は、イギリス民謡だそうです。
日本でもシングル盤が出ていますが、特に韓国ではかなりヒットしたらしく韓国語のカバーが沢山アップされています。
韓国のカバーの中から1曲。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・