アルジャーノン

中学生の時に読んで衝撃を受けた短編版『アルジャーノンに花束を』。後に長編化されましたが…

アルジャーノン

中学生の時に読んで衝撃を受けた短編版『アルジャーノンに花束を』。後に長編化されましたが、今でも短編版の方がベストだと思っています。主に映画、ドラマ、マンガ、音楽、政治・社会、軍事などについて書いています。 Twitter @j4lVPBIIBIJeHDq

マガジン

最近の記事

1960年代~80年代の泣ける名曲200選⑬~エリック・クラプトン、ドアーズ、ゲイリー・ルイス&プレイボーイ、ブッカー・T&ザ・MG's、モンキーズ他全42曲~

「泣ける名曲」の定義は、こちらに書いています。 毎度のことですが、今回も1960代~80年代から外れる曲が数曲あります。                                  ジョン・メイオール&ブルースブレイカーズ「オール・ユア・ラブ」(1966)                                  オーティス・ラッシュ・ウィズ・エリック・クラプトン「オール・ユア・ラブ」 ジョン・メイオール&ブルースブレイカーズ「ダスト・マイ・ブルース 」

    • 維新の「身を切る改革」の正体~国会議員定数や議員報酬等を削減して喜ぶのは誰か

      この記事は、以前書いた「最凶の強欲新自由主義政党『日本維新の会』が推進する『ルサンチマン・プロパガンダ』」の国会議員定数や議員報酬等に関する部分を元記事から切り離し、大幅に加筆・修正したものです。 最凶維新がこれまで「身を切る改革」の標的にして来たのが国会議員定数・報酬、正規公務員、正社員などだが、現在はこれらに加えて世代間を分断するために高齢者を既得権益層として敵認定。だが、高齢者の貧困率は若者・現役世代の2倍。 また、「身を切る改革」とは新自由主義の別名。「改革」で切

      • 世界一の貧困格差大国ニッポン~貧困と格差を拡大再生産する政府自民党の「逆再分配政策」~

        通常、富の再分配は所得格差を是正するために行われるが、日本だけは例外。 日本は税と社会保障による再配分の後、逆に格差が拡大しているOECD唯一の国。 米国を超える貧困大国日本名目GDPの世界シェアが米国に次いで17.5%を占め、一時は米国をも追い越すかと思われた1990年代前半の「栄光の時代」はどこへやら。今では世界シェアも5.5%にまで縮小し、僅か30年の間に尾羽打ち枯らしたような世界一の超衰退国家に落ちぶれ果てた日本。 堤未果が2008年に出版し、ベストセラーとなった

        • 能登地震被災住民を見捨てる政府自民党の冷酷な「新自由主義棄民政策」

          被災者救援先進国イタリアの「被災者緊急支援システムTKB48」政府と石川県の能登地震被災地への対応が異常であまりにもひどすぎるので、私見を書いておく。 日本の災害被災者支援がどれほどひどいかは、同じG7加盟国のイタリアと比べてみるとよく分かる。 能登地震発生後の予算委員会で日本共産党井上議員が、日本が見習うべき先進的な先行事例としてイタリアの「自然災害被災者救援システム」を取り上げた。 自称「先進国日本」と違って本物の先進国イタリアも地震など自然災害が多い国だが、19

        1960年代~80年代の泣ける名曲200選⑬~エリック・クラプトン、ドアーズ、ゲイリー・ルイス&プレイボーイ、ブッカー・T&ザ・MG's、モンキーズ他全42曲~

        マガジン

        • 1960年代~80年代の泣ける名曲100選
          14本
        • 軍事
          18本
        • その他の音楽関係記事
          7本
        • テレビドラマ
          11本
        • 統一教会
          10本
        • マンガノート
          7本

        記事

          軍人・軍属全戦没者の約6割140万人を餓死させた日本軍の大罪

          はじめに個人的な話で恐縮だが私の父親は戦時中、スラウェシ(セレベス)島で連隊本部の通信兵をしていた。 父親から色々と戦争の話を聞かされていたせいか子ども時代から戦争には関心があり、ヒモトタロウの貸本戦記漫画やジュニア向けの戦記ものなどをよく読んでいた。勝っても負けても日本軍が連合国軍と真正面から勇ましく戦う話ばかりだったので、当然戦死者は激戦の中で「名誉の戦死」を遂げたものとばかり思っていた。 しかし、成長して大人向けの戦記などを読むようになると、だんだん旧日本軍の粗が見

          軍人・軍属全戦没者の約6割140万人を餓死させた日本軍の大罪

          村下孝蔵名曲ベスト20~1960年代~80年代の泣ける名曲200選⑫

          ①「踊り子」                                  「踊り子~ゆうこ」 (ライブ)                                   橋本聖子&疋田圭世「踊り子」 イカロス&五月田根美香子「踊り子」                                    ②「野菊よ」                                   ③「水無月十三夜」                          

          村下孝蔵名曲ベスト20~1960年代~80年代の泣ける名曲200選⑫

          1960年代~80年代の泣ける名曲200選⑫名曲聴き比べシリーズ2~ジャガーズ 「君に会いたい」

          ジャガーズ 「君に会いたい」 こちらは1981年再結成時のライブ映像。 中村晃子「虹色の湖」 ダウン・タウン・ブギウギ・バンド「君に会いたい」 近田春夫&ハルオフォン「君に会いたい」 Mi-Ke「君に会いたい」 コズミック・ギャル 『YOU ARE A TEASER 』 ドン・ガンツ&ジ・アーガス「YOU ARE A TEASER」 ジャ

          1960年代~80年代の泣ける名曲200選⑫名曲聴き比べシリーズ2~ジャガーズ 「君に会いたい」

          日本国民がいつまでも豊かになれない四つの理由~対米従属・内需減少政策・利権中抜き・海外バラマキ~

          戦後80年近くの間一度も戦争や内戦をしたことがなく、毎日長時間勤勉に働き、高い税金を必死に納めている日本国民が豊かになるどころか、日に日に窮乏の度合いを強めている主要な原因は大きく分けて四つある。 理由1 日米安保条約と地位協定によって日本が米国の「新植民地」にされている事GHQ時代の米国の基本的対日統治方針 米国の属国日本に対する基本方針の柱は、二度と米国に歯向かえないように日本の国力の弱体化。これは、GHQ以来現在まで続く一貫した方針だが、戦後の東西冷戦の激化と朝鮮戦

          日本国民がいつまでも豊かになれない四つの理由~対米従属・内需減少政策・利権中抜き・海外バラマキ~

          1960年代~80年代の泣ける名曲100選⑪~名曲聴き比べ~「ストップ・ザ・ミュージック」「人間なんて」「東京」「機嫌を直してもう一度」「オービーバー」他32曲

          ※動画再生中に画面右下隅の▢アイコンをクリックすると画面が拡大されます。 オックス「オー・ビーバー」(1968) オックス「オー・ビーバー」(ライブ) オックス「テル・ミー」(1968) GSについては、こちらのシリーズで書いています。 タブレット純+サニー多咲とバブルジェッツ「オー・ビーバー」 サニー多咲とバブルジェッツ「オー・ビーバー」 ディック・ジョーダン「ストップ・ザ・ミュージック」(1963)

          1960年代~80年代の泣ける名曲100選⑪~名曲聴き比べ~「ストップ・ザ・ミュージック」「人間なんて」「東京」「機嫌を直してもう一度」「オービーバー」他32曲

          1960年代~80年代の泣ける名曲100選⑩~「歌謡ロック編 3」~甲斐バンド、佐藤隆、加山雄三、高橋真梨子、沢田研二 加藤登紀子 他28曲

          「歌謡ロック編 」の1回目と2回目はこちら。  ※動画再生中に画面右下の▢をクリックすると画面が拡大されます。  甲斐バンド「バス通り」(1974)                    甲斐バンド 「裏切りの街角」(1975) 甲斐バンド「かりそめのスウィング」(1975) 甲斐バンド「そばかすの天使」(1977) 甲斐バンド「らせん階段」(1975) 「地下室のメロディー」(1980)

          1960年代~80年代の泣ける名曲100選⑩~「歌謡ロック編 3」~甲斐バンド、佐藤隆、加山雄三、高橋真梨子、沢田研二 加藤登紀子 他28曲

          1960年代~80年代の泣ける名曲100選⑨~「歌謡ロック編 2」~CASCADE、吉田拓郎、シーナ&ザ・ロケット、RCサクセション、福山雅治、泉谷しげる等30曲

          「歌謡ロック 」という定義自体が曖昧なので、選ぶ方としてはあまり制約がないのがメリットです。その代わり、あれもこれもとリンクして行ったらどんどん増え行ってしまい、1回では終わらなくなりした。 選んだ曲は ①哀愁を帯びたマイナー調 ②アップテンポのリズム ③バックにエレキギター使用 の三つ位しか共通点がないような感じになってしまいました(例外あり)。 今回も1980年代以降の曲が含まれています。 「歌謡ロック編 1と3」はこちら。 ※動画再生中に画面右下の▢をクリックす

          1960年代~80年代の泣ける名曲100選⑨~「歌謡ロック編 2」~CASCADE、吉田拓郎、シーナ&ザ・ロケット、RCサクセション、福山雅治、泉谷しげる等30曲

          1960年代~80年代の泣ける名曲100選⑧~「歌謡ロック編1」~アン・ルイス、舘ひろし、矢沢永吉、横浜銀蠅、甲斐バンド、沢田研二、チェッカーズ等全44曲

          前回から随分間が空いてしまいましたが、8回目にしてようやくシリーズ名通りの100曲超えを達成。 今回は、いつもとは趣向を変えて「歌謡ロック」の名曲を集めてみました。 とは言ってもブルースロックやジャズロックなどに比べるとジャンルの概念がはっきりせず、「歌謡ロック」という日本独自のジャンル自体が果たしてあるのかないのかさえ確定していない状態なので、ピンとこない人が殆どだと思います。 単純化するとブルースロックがブルースっぽいロックであるとするならば歌謡ロックは歌謡曲っぽいロ

          1960年代~80年代の泣ける名曲100選⑧~「歌謡ロック編1」~アン・ルイス、舘ひろし、矢沢永吉、横浜銀蠅、甲斐バンド、沢田研二、チェッカーズ等全44曲

          ドラマ『マンゴーの樹の下で ~ルソン島、戦火の約束~』と日本の加害責任

          もう何度目になるのか、明日8月11日20時15分からNHKBSプレミアムで終戦関連ドラマ「マンゴーの樹の下で ~ルソン島、戦火の約束~」(2019)が再放送される。何度も再放送されているという事は、NHKがこのドラマの出来栄えに相当の自信をもっている事が伺える。 確かに安倍晋三が政権復帰後に築いた腐敗・不正・無能の「2012年体制」の下、政府の広報プロパガンダ放送局と化しているNHK地上波でこのような反戦ドラマが放送された事は、日本の軍事大国化の流れに一石を投じたという意

          ドラマ『マンゴーの樹の下で ~ルソン島、戦火の約束~』と日本の加害責任

          貧困大国日本の総理が巨額の海外バラマキを続ける二つの理由

          米国と日銀が共謀して引き起こしたバブル崩壊以来、30年に及ぶ政府自民党の狂った経済財政政策のために日本経済はその活力を失って急激に衰退し、国家としてはとっくの昔に「経済先進国」ではなくなっている。 実態はG7どころかOECDからも落ちこぼれ寸前の「腐敗した貧乏後進国」に落ちぶれているのに、なぜか分不相応の巨額海外援助だけは際限なく続け、相も変わらず「世界のATM」であり続けるというあたおかが支配する不思議の国ニッポン。 際限なく海外バラマキを繰り返す日本政府岸田総理は就任

          貧困大国日本の総理が巨額の海外バラマキを続ける二つの理由

          自民党の本業~「政府発注事業 トンネル中抜きシステム」~東京五輪でも盛大に中抜き

          この記事は、以前書いた「「長期腐敗体制」を作った「アベノアクジ」の全容③~安倍元総理の『素晴らしい業績』一覧表(詳細版)」の「中抜き」に関する部分を抜き出し、大幅に加筆・修正したものです。 元記事は、こちら。 現在、自民党政権が盛大に実施中の「海外バラマキ」については「中抜き」とは別の外国を経由した巧妙な公金横領の仕組み。これについてはこちらの記事で詳述している。 1「政府発注ITシステム」等を悪用した中抜き1980年代~1990年代前半、バブル崩壊を挟む前後の数年間世

          自民党の本業~「政府発注事業 トンネル中抜きシステム」~東京五輪でも盛大に中抜き

          米国と財界による「日本改造計画」

          この記事は、以前書いた「自民党は米国と財界によって作られた売国政党」の後半部分を切り離して大幅に加筆・修正したものです。 前半は、こちら。 米国による日本改造「バブル崩壊」後、「対日年次改革要望書」(1980年代は「日米構造協議」「日米円ドル委員会」、現在は「日米経済調和対話」)、「日米FTA」(本丸はTPPだったが、トランプが不参加を表明)、2000年に始まり2024年の第6次まで多岐に渡る要求を日本政府に突き付けている「アーミテージ・ナイ・レポート」※などによって米国

          米国と財界による「日本改造計画」