前回から随分間が空いてしまいましたが、8回目にしてようやくシリーズ名通りの100曲超えを達成。
今回は、いつもとは趣向を変えて「歌謡ロック」の名曲を集めてみました。
とは言ってもブルースロックやジャズロックなどに比べるとジャンルの概念がはっきりせず、「歌謡ロック」という日本独自のジャンル自体が果たしてあるのかないのかさえ確定していない状態なので、ピンとこない人が殆どだと思います。
単純化するとブルースロックがブルースっぽいロックであるとするならば歌謡ロックは歌謡曲っぽいロックという事になりますが、要するにアップテンポなロックのリズムと激しいビートに歌謡曲のメロディを載せた曲という事になるでしょうか。まあ、日本のロックは全て歌謡ロックと断言している過激な御仁もいらっしゃいますが。
歌謡曲のロック化は古くはカバーポップス~GSの時代に遡りますが、その時代と1970年台後半から盛んになる歌謡ロックとの橋渡しとしてのリズム歌謡をヒットさせた歌手として橋幸夫を取り上げていますので、よろしければ覗いてみてください。また、「B級GS名曲集~一人GS 前後編」では、橋幸夫以外のリズム歌謡を取り上げています。
なお、今回は例外的に1990年代以降の曲も何曲か混ざっています。
※動画再生中に画面右下の▢アイコンをクリックすると画面が拡大されます。ただし映像の解像度が低いとかえって逆効果ですが。
86 エミー・ジャクソン「涙の太陽」(1965)
87 こちらはライブです。
88 ジャックス 「堕天使ロック」(1969)
89 DOWN TOWN FIGHTING BOOGIE WOOGIE BAND「堕天使ロック」(1980)
90 DTFBWB +文楽「曽根崎心中 道行華」(1980)
91 モップス「たどり着いたらいつも雨降り」(1971)
GSについては、こちらのシリーズで詳しく書いています。
92 アン・ルイス「あゝ無情~六本木心中」(1986・1984)
93 ロカビリーバンド「ビスキャッツ」による最近のカバー
94 もんた&ブラザーズ「ダンシング・オールナイト」(1980)
95 舘ひろし&COLTS「朝まで踊ろう」(1977)
96 Mi-Ke「朝まで踊ろう」(1992)
97 中原めい子「君たちキウイ・パパイア・マンゴーだね。」(1984)
98 ビスキャッツによるカバー
99 中原めい子「鏡のアクトレス」(1988)
100 こちらはライブ。
101 サザンオールスターズ「東京シャッフル」(1983)
102 矢沢永吉「黒く塗りつぶせ」(1977)
こちらは、氷室京介などのゲストを迎えた2009年の東京ドームライブのフルバージョン。
103 矢沢永吉「長い旅」(1978)
104 横浜銀蠅「哀愁のワインディング ロード 」(1983)
105 日下優「哀愁のワインディングロード」
106 SALLY「バージンブルー」(1984)
107 アルフィー 「霧のソフィア」(1985)
108 桑名正博「サードレディ」(1978)
109 桑名正博「セクシャルバイオレットNo.1」(1979)
110 南佳孝「モンロー・ウォーク」(1979)
111 ヴァージンVS 「ロンリー・ローラー」(1981)
林静一の「赤色エレジー」については、こちらに書いています。
112 小柳ルミ子「誰でもいいはずないじゃない」(1991)
113 沢田研二「ストリッパー」(1981)
作曲が沢田研二本人というのがすごいです。
イントロのベースが何となくキンクスの名曲「サニーアフタヌーン」に似ているような気がするのですが。
114 キンクス「サニーアフタヌーン」(1966)
115 沢田研二「ジャンジャンロック」(1981)
116 ツイスト「銃爪」(1978)
117 甲斐バンド「漂泊者」(1980)
118 甲斐バンド「悪いうわさ / ダニーボーイに耳をふさいで」(1978)
119 カバーですが、「悪いうわさ~ダニーボーイに耳をふさいで」
120 斉藤和義「砂漠に赤い花」(1996)
121 シャ乱Q 「いいわけ」(1996)
122 槇原敬之「Hungry Spider」(1999)
アニメ『くもとちゅうりっぷ』(1943)
123 槇原敬之「花火の夜」(2002)
124 中納良恵・東京スカパラダイス「黄昏を遊ぶ猫」(2012)
中納良恵・東京スカパラダイス「黄昏を遊ぶ猫」(2012)
125 ポルノグラフィティ「ジョバイロ」(2005)
126 チェッカーズ「ジュリアに傷心」(1984)
127 チェッカーズ「神様ヘルプ」(1985)
128 カルメン・マキ&OZ 「閉ざされた街」(1976)
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