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10年に及ぶモラハラ被害〜終わりの始まり〜part.1

ミツイケ ネコミと申します。
かれこれ8年ほど前に、およそ10年に及んだ壮絶モラハラDV婚から
命からがら脱出することができました。
今回は〜終わりの始まり〜part.1です。

では、どうして脱出することができたのでしょうか?
思い出すと、PTSDが出てしまい苦しくはなりますが、
あんなに自分の心を擦り減らし、若さだけを消費した10年という期間を
無駄にしたくないんです。

この記事を読んでくださっている方の中には、
現在にモラハラに苦しめられていて『出口がない』と思っている
未来に希望を持てない方々が大半だと思います。
自分が本当にモラハラ被害に遭っているのかさえ、
自信がなくて答えを探しに来ている方も多いと思います。

大丈夫です、お豆腐メンタルでビビりのネコミでも、
10年に及ぶ壮絶モラハラDV期間から脱出することができたのです。

少しでも、あなたが光を掴むヒントになれば良いなと思っています。

1.結婚した途端に豹変した?

「いやいや、付き合ってる期間があるなら、その片鱗は見えていたでしょ?」
このように話す方はたくさんいます。
ですが、残念なことにそのモラハラ気質の片鱗を隠して
上手く周囲と付き合うことの出来るモラハラさんはたくさんいます。

ネコミの場合には、結婚式後に同居生活が始まりましたので
同棲生活期間があれば、少しは分かることが出来たのかと思っています。

2.豹変した結婚式1週間後


結婚式後に引っ越し、同居開始した1週間後に
DVと共にモラハラが始まりました。
きっかけは些細なこと。
『どうして明日がゴミの日なのに、まとめておかないんだ!』
こう言って後ろから蹴り飛ばされました。
あれは、22時近くだったと思います。

突然太ももの後ろに衝撃が走ったかと思いきや転がり、
何が起きたか分からない状態で、パニックです。

ネコミ「え?ごめん、今からやろうとおも…」
モラ「なんで言われる前にできないんだ!」
  「君は僕に言われないと分からないんだな」
  「何もできないんだろ?僕がいないと」
などと、見た事のない剣幕な様子と怒気で捲し立てられました。

3.パニックのネコミ、脳内や心の揺れうごき


ネコミ、普通に大パニックです。
そうすると、ここで相手と状況を脳内で補正しにかかります。
優しいこの人が、こんなことするはずない!」
「こんなことで怒る人なんかじゃなかった。」
「きっと、機嫌が悪かったんだ。」
「言われる前に片付けない私が悪かったんだ。」
「嫌われたくない。」

このような思考回路に辿り着くのです。
パニックになっていたからというのもありますが、
今なら分かるのです。
パニックになっていたとは言えど、
自己肯定感や自分への自信、自己受容感が高ければ、
言い返す事や、その場から立ち去る事、誰かにすぐ相談することが出来たと思います。

自己肯定感や自分への自信、自己受容感のお話は、また別の機会でお伝えさせていただきますね。

その後、泣きながら片付けていると
いつもの優しいモラ夫に戻っていました。
「ほら、やればできるんだから早めにやっておくんだよ」
「泣いている顔もかわいいね」
「君のためを思って言っているんだよ、愛しているんだ」

嘘みたいにいつもの優しいモラ夫へと戻っているので、
さっきのはきっと夢なんだ、と思い込みたいほどでした。
そこで、許してもらえると思った私は安堵してしまうのでした。

現在の私ならたくさん言い返せるでしょう。
「手(正確には足)を出すなんて最低!実家に帰ります」
「気が付いたあなたがやれば良いでしょう!」
「誰がゴミをまとめる係になったんだ!テメェがやれ!」
「他界させるぞ!」
などなど、まだまだ人間が未熟なので相手の機嫌を逆撫でする言葉しか思いつきません。
ですが今このような事になったら、静かに実家やビジホへと避難していると思います。

次回は、「ネコミの最大の過ち〜相談する人を間違える〜」です。

ミツイケネコミより愛を込めて




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