[ミニチュア作り方] カレーライス
昔と違って最近は100円均一の店でも粘土やレジンが販売されているのでミニチュアフードづくりがしやすい環境にあります。そんな中でも割りと手軽なカレーライスの作り方をここでは記します。以前FacebookのNOTEに公開したもので、方法も別に私のオリジナル方法ではなく、他にも作り方はありますのでご参考に
材料と道具
[肉・野菜・かさまし土台] 樹脂粘土
[玉ねぎ] 透明樹脂粘土(すけるクン)
→なければ、樹脂粘土でもいいです[米粒] 粒状ペップ ※
→なければ樹脂粘土をちねって米粒を作ればいいですが面倒です。楽天などで売ってます。モデナペースト ※ご飯の米の粘り気を出すため
→なければ樹脂粘土を水に溶いてペースト状に[食材着色用] 絵の具 白・橙・黄土色・焦げ茶色
→百均で12色セット100円とか売っているのでそんなのでいいです食用着色料(食紅)黄色
→絵の具だとじゃがいもとか着色しすぎるのでほんのちょっと着色するのに便利です[カレールー] UVレジン、石膏の粉末
→石膏はセリアなどで売っています。なければベビーパウダーでも可[カレールー着色] クリアカラー(黄色・オレンジ・黄緑)
→UVレジンの着色はUVレジンのを通す透明でないといけません。なのでクリアカラーが必要です。模型店で売っていますが、わからない場合はタミヤのデコレーションシリーズの「シロップ系」を買えばいいです。[カレー皿] プラスチック製のカレースプーン
[仕上げ]スプレー用のトップコート(非光沢)かニス
[道具] カッター、爪楊枝、歯ブラシ、刃が細かいノコギリ(ピラニア)
ピンセット、ヤスリ、木工ボンド
作り方
カレー皿
カレー用プラスチックスプーンの柄の部分をノコギリでカットし、切り口をヤスリで加工する。
※別にミニチュアのお皿でも良い
ご飯
作った皿にかさ増しと盛り付け具合を見せるため、土台を作る。これでスプーンの皿に安定感が増す。
白く着色した樹脂粘土を更に盛り、ご飯部分の半分を爪楊枝でボソボソつついてご飯感を表現する
粒状ペップをそのままご飯にすると粘り気がないのでモデナペーストを
ペップの半分程度の量を加えまぜる。
必要に応じてご飯感が出るまでペップを追加して調整する
混ぜたご飯をお皿に盛る。ご飯のふっくら感を出すために爪楊枝でつついて形を整える
そのままだとボロボロになるのでご飯表面にトップコートを吹き付けるか、ニスを塗って表面を固める
カレーの食材
[じゃがいも]
樹脂粘土に白い絵の具でまず着色する。そこに食用着色料(食紅)の黄色を爪楊枝の先っちょ程度の量を加え混ぜる。(黄土色の絵の具でも良い)
ただ丸めても良いが、カッターで表面を切り取ったりして「皮を向いた感」を出しても良い。
[玉ねぎ]
透けるくんなど透明樹脂粘土を薄く伸ばし、ペンに巻きつけ、丸めて固める。カッターでそれっぽく切る。
[肉]
樹脂粘土を焦げ茶色の絵の具で着色し薄く伸ばす。
伸ばした年度に乾かないうちに表面を歯ブラシでトントンたたき肉感を出す
別に焦げ茶一色でもいいが、そこに白を混ぜた別の粘土を用意して脂身感を出しても良い。
[人参]
最初、樹脂粘土をほんの少しの黄色の絵の具で着色する。そこにオレンジを混ぜて人参色に着色したら、細長くしておき乾燥させる
それぞれ粘土が乾燥し材料が整ったら、カッターで本物と同じように具材の形に切る
カレールーの製造と最終仕上げ
UVレジンのレジンを適量入れる
クリアカラーを入れて着色するが、順番として 「黄色→オレンジ」を入れるオレンジは入れ過ぎるとやり直せないので、ちょっとづつまぜオレンジ感が出る手前までまぜる。
ここまではカレー色ではないので、次にクリアカラーの黄緑をまぜるが
これも入れ過ぎると緑色っぽくなり台無しになるので、爪楊枝の先ににつけちょっとずつ黄緑のクリアカラーを混ぜ、カレーの茶色に近づけばOKこれだとただの透明の茶色い液体なので、ここで石膏の粉末をちょっとずつ加えて混ぜる。ここでカレールーっぽくなる。
カットした食材をこのルーにまぜてなじませる。
ご飯を盛ったカレー皿にまず具材を乗せボンドで接着し見栄えを決める
→そのまま流しても良いが具材の配置がいびつになるのでここで位置を固める
残ったルーをカレー更に盛り付け整える。UVランプを照射しルーを固めるとできあがり
最後までお読みいただきありがとうございました