Perplexity無料でも有料版レベルに引き上げる【プロンプトと手順】
1.はじめに
前回の記事では、Perplexityの無料版を使いながらも、有料版に近いレベルの検索結果を得るための基本的な考え方についてお話ししました。
今回は、具体的にどんなプロンプトを使って、どのような手順なのか?
具体的に見ていきましょう ✨
Perplexityの無料版にはいくつかの制限がありますが、プロンプトの力 を活用すれば、無料版でも有料版に近い情報を引き出すことができます。
特に、ChatGPTを使ってプロンプトをうまく設計すれば、制限を感じさせないほど精度の高い検索結果を得られるんです。
私が作成したプロンプトを使って、ChatGPTでPerplexity用のプロンプトを作成します。その後、そのプロンプトをチェックし、問題がなければPerplexityにコピペして検索を実行します。この手順をステップバイステップで解説していきます 🚀
簡単に実践できるように、分かりやすく説明しますので
ぜひ一緒に進めてみてくださいね!
2. プロンプトの準備
Perplexityは、非常に便利なツールですが、無料では使用回数に制限があるので、「もう少し検索したい!」となる時もあります。
また、検索結果が自分の思った通りの結果が得られないこともあるかもしれません。
そんな時に頼りになるのが、ChatGPTの賢さを活用して、Perplexityの思考プロセスをうまく誘導する方法です。
Perplexityの思考プロセスを拝借する
Perplexityは、質問に対して正確で直接的な答えを返してくれる、とても頼もしい検索ツールです。
その背景には独自の思考プロセスがあり、このプロセスを理解しながら進めることで、無料版でも有料版に近い結果を引き出すことができます。
まず大切なのは、どんなふうに質問を組み立てるかです。
曖昧な質問をすると、思っていたのとは違う結果が出てきてしまうことが多いです。
でも、具体的でわかりやすいプロンプトを使えば、Perplexityが持つ力をフルに引き出して、より的確な結果を得ることができるんです。
プロンプトの大切さとその効果
プロンプトは、Perplexityの思考プロセスを導くための大切なカギです。
適切なプロンプトを使うことで、Perplexityが本来持っている力を最大限に発揮し、少ない検索回数で必要な情報を手に入れることができます。
たとえば、ぼんやりとした質問ではなく、特定のキーワードや条件を入れた具体的なプロンプトを作ることで、Perplexityはより深く、そして関連性の高い情報を探し出してくれます。
また、ChatGPTを使って事前にプロンプトを作成し、それをPerplexityに入力すれば、無料版でも有料版に負けない結果が得られるんです。
いよいよ、その効果的なプロンプトと手順を見ていきましょう 😊
手順1: プロンプトを使って、ChatGPTでプロンプトを作る
効果的な検索結果を得るためには、適切なプロンプトを作成することが大切です。
ここでは、ChatGPTを使ってPerplexityで使うためのプロンプトを作成する方法をご紹介します。
このステップを踏むことで、Perplexityの無料版でも、有料版に近いレベルの結果を得ることができるんですよ。
ChatGPTを使って質問内容を作成する
ChatGPTを使って、あなたが質問したい内容を詳細なプロンプトに変換しましょう。
次のプロンプトをChatGPTに入力するだけで、Perplexityで使うための具体的なプロンプトが生成されます。
▼使うプロンプト▼
「[ここに、質問したい内容を入れる]についてPerplexityで調べるための、多段階推論プロセスを使用して、Perplexityで使うための詳細なプロンプトを作成してください。以下のプロンプトの、各ステップの「action」を明確にしてください。目的はPerplexityで高精度で深掘りしてくれる検索回答を得るためです。必ず、下記のプロンプトの形式で書いてください!!」
# 質問内容
ここに、質問したい内容を入れる。
## 多段階推論プロセス
{
"multi_step_inference": [
{
"step": 1,
"description": "質問の分解",
"action": "複雑な質問を小さな部分問題に分解する"
},
{
"step": 2,
"description": "段階的な情報収集",
"action": "分解された各部分問題について情報を収集する"
},
{
"step": 3,
"description": "広範囲のデータ参照",
"action": "詳細で包括的な情報を収集するために広範囲のデータソースを参照する"
},
{
"step": 4,
"description": "情報の統合と分析",
"action": "収集した情報を統合し、関連性や重要性を分析する"
},
{
"step": 5,
"description": "包括的な回答の生成",
"action": "分析結果に基づいて包括的な回答を生成する"
},
{
"step": 6,
"description": "追加の検索と推論",
"action": "必要に応じて追加の検索や推論を行い、回答の質を向上させる"
}
]
}
プロンプトの具体例と使い方
例えば、「AIの倫理的な影響について調べたい」といった質問がある場合、このフォーマットを使ってChatGPTに入力すると、Perplexityで使うための詳細なプロンプトが簡単に作成できます。
ChatGPTが質問を細かく分解し、それぞれのステップで何を調べるかをはっきりと示してくれるので、Perplexityも高精度な結果を返してくれます。
次に、この作成したプロンプトをPerplexityにコピーして使う手順を見ていきましょう
手順2: Perplexityでプロンプトを活用する
ChatGPTでプロンプトが完成したら、次はいよいよそのプロンプトをPerplexityで使う番です。
作成したプロンプトをチェックしてPerplexityへコピペする
まず、ChatGPTが生成したプロンプトを見直してみてください。
質問内容や指示が具体的でわかりやすいか、特に「action」の部分が明確になっているかを確認しましょう。
これがはっきりしていることで、Perplexityがあなたの質問により的確に答えてくれるはずです 😊
プロンプトをチェックしたら、それをコピーしてPerplexityの検索バーに貼り付けてください。
そして、「検索」するだけで、Perplexityがそのプロンプトに基づいて検索を開始します!
手順3: 検索結果を確認する
検索が完了したら、得られた結果を確認してみましょう。
検索結果があなたの期待に合っているかどうかを見てください。
手順4: 検索結果を活用する
Perplexityで得られた検索結果は、プロンプトの質に大きく影響されます。
もし、結果が思った通りであれば、その情報を次のステップに進むために使いましょう。
レポートの作成やプレゼン資料の準備に活かしたり、さらに深く調べるための基礎情報として使うこともできます。
結果を確認する際には、得られた情報が信頼できるか、関連性があるかもしっかりチェックしてみてくださいね。
必要に応じたプロンプトの再利用や調整
もし検索結果が思った通りではなかったり、もっと具体的な情報が欲しいと感じたら、再度検索を試みてください。
この繰り返しが、より精度の高い情報を得るためのカギになります。
3. プロンプトの力について
プロンプト活用の総括
段階的なプロセスを取り入れたプロンプトを使うことで、無料版でも素晴らしい結果を引き出せることを感じていただけたのではないでしょうか。
プロンプトは、ただの質問ではなく、AIが持っている知識を的確に引き出すための強力な方法です。
適切にデザインされたプロンプトは、AIの豊富な情報をしっかりと引き出し、あなたの目的にぴったりの答えを導き出してくれます。
このスキルの大切さを、この記事を通して感じていただけたら嬉しいです。
プロンプトを学び、上手に使いこなせるようになると、さまざまなAIを活用する時に、より良い成果が得られるようになります。
プロンプトのスキルアップが、あなたのAI活動をさらに充実させる助けになることを願っています 😊
より良い結果を得るための追加のヒント
プロンプトの設計は細かいところにこだわる
プロンプトを作るときは、できるだけ具体的でわかりやすい言葉を選ぶことがポイントです。
ちょっとした工夫が、望む結果を大きく引き寄せてくれます。プロンプト作成を楽しむ
プロンプト作成は技術ですが、同時に楽しみながら磨けるスキルでもあります。
実際に試しながら、自分に合ったスタイルを見つけてみてください。
繰り返し練習することで、自然と腕が上がっていきますよ!プロンプトを柔軟に調整する
一度作ったプロンプトをそのまま使うのも良いですが、状況に応じて少し調整してみると、さらに精度の高い結果が得られることがあります。
結果を見ながら、プロンプトをカスタマイズしていくことも大切です。
プロンプト作成についてのご質問はお気軽に
この記事を読んで、プロンプトの力 を少しでも感じていただけたでしょうか?
もし、もっと知りたいことや疑問があれば、いつでもご質問ください。
これからも、一緒にプロンプトのスキルを磨いていきましょう 🌟