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落ち込まずに反省
こんにちは、たかひとです。
人は何かを反省するとき、ほとんどの場合「落ち込む」という感情を介在させます。
何か問題や欠点が現れたとき、私はずっと吃音でしたが、心に傷を負いながらその感情と向き合うことになります。
ただ、反省に伴う心のダメージを恐れるあまり、「現実逃避的な自己肯定」に走ってしまう人もいるとのこと。
たいていは、このどちらかになってしまいやすい感じがします。
例として、「自分はすごい」「自分はできる」などと連呼し、自らを鼓舞する、「ポジティブシンキング」
一見人を元気にし、前向きな姿勢に映るかもしれませんが、
精神的なドーピングのようなもの。
こういった前向きな言葉を連呼させるセミナーで、時間が経ってからより精神的に不安定になってしまった、と社会問題になったことがありましたよね。
とにかく「正確な自己への検証が欠落している」点が問題なわけです。
そのそも、この世界には、ポジティブもネガティブもなく、「事実」があるだけ。
そこで重要になってくるのが、「落ち込まずに反省する」という考え方。
ほとんどの場合、「反省」と「落ち込み」というのは、抱き合わせ販売のように一緒になってしまっています。
それを分断することが大事。
軽やかに、しかし正確に自分の欠点・問題点を観察し、どんどん修正し前進する。
「落ち込んでも意味がないんだな」と身体レベルで納得するまで、軽度の問題から徐々にステップアップすることが肝要だと思った次第です。
いつか、こちらの方が当たり前になる日まで。