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実験場を持つこと

こんにちは、たかひとです。

成長するためには、新しいことを試して変わり続ける必要があります。でも、いきなり全部を変化させるわけにはいきませんよね。

そんな時に、仕事場のように、結果を出さないといけない場所と、いろいろ試せる場所の両方があると精神的に楽になると思っています。

学生時代の私は難発性吃音だったために、最初の音が出にくくて苦労しました。
そんな時、親しい人を相手にして、わざと最初の音を伸ばして「ぼ~くは」などと試したことがあります。

これをやったからすぐに吃音がなくなったわけではありませんが、難発性による息苦しさは感じられなくなった記憶があります。

現在、介護施設に勤務していますが、良い先輩とは、アドバイスを与えて、いろいろと試行錯誤・実験する余地を残してくれる人のような気がしています。

もちろん利用者さんがいるわけですから、試すシーンは限られますが。

これは学生時代の反省なのですが、全部に勝とうとすると守りに入らざるを得ないから、どれが本当に勝つべきで、どれが負けても良いかをしっかり分けるべきだったと。

まあ、思いっきりどもっているときに、ここは上手く話せなくても大丈夫と言い聞かせるのは難しいとは思いますが。

でも、受験や面接など本番以外は、負けてもいいや、どもっても意味が通じればそれでいいや、といった軽い気持ちになることも必要だったと思います。

少しでも気持ちを緩めることができ、それを習慣にすることができれば、吃音克服ももっと早かったかもしれません。

精神的に切れてしまったり、変化が鈍い人は真面目が人が多いとのこと。
真面目がすぎると疲れてしまいますからね。

周りの人の協力が必要でしょうが、新しいことを実験できる場を持つことと、そこから生まれる気持ちの余裕が大事だと思った次第です。

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