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制限がかかってからが勝負
こんにちは、たかひとです。
「年をとって競技をするということ」
という記事を読みました。
加齢とともにいろんな制限がかかってきます。
昔は好きでやっていたトレーニングも、体のあちこちが痛くなっているので、壊れることを恐れて同じことはできない。
回復もすこぶる遅くなってしまうので、量ができない。
そうなると、昔はその練習でやっていたことを何かでカバーせざるを得なくなります。
ここで大事になってくるのが、練習の本質を掴んで、他のメニューで同じ要素を持った練習に切り替えるセンス。
競技だけに限らないが、人生の前半は足し算。
必要な練習を足していって、それで強くなります。
でも、ある年齢から回復が遅くなって、練習を削らないといけなくなる。
センスが出るのは、どちらからというと引き算から。
つまり、引いてはならないものと、引いていいものの違いがわかっているかどうかの勝負。
制限がかかるまでは、人は非効率がそれほど気にならないもの。
でも、いったん上限が定まると、無駄なものに敏感になります。
量に制約ができる段階からは、質での勝負になる。
ただ、ないものねだりはしないこと。
自分の心身は変化し続けている。
今の自分に逆らわずに、大らかな気持ちでいることが大事だと思っています。