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親切のジレンマ

こんにちは、たかひとです。

小さい頃、言われました。
「人には親切にしなさい」

ただ、「いつか困ったとき助けてくれるから」
は、記憶が定かではありませんが。

いつか助けてもらうためにするような親切は相手に見透かされますよね。

助けたいと思うから助ける。
リターンを度外視すること。

リターンを捨てたものが最大のリターンを得るのが、親切のジレンマ。

ところで、幸せな人は落ち着いて見えますよね。
自分は何も変わらないし、誰も何も奪えないと思っている感じ。

その点、幸せなふりをしている人はそわそわしている。
何かが自分の世界を壊しやしないかと、警戒している。

そして、知られたくない感情を隠しているから、人に過敏に反応します。

人に本当の自分を悟られまいと緊張している人がいます。
吃音がばれるのではないか、と恐れていたかつての自分もそう。

人と会うだけで疲れてしまう。
みんな自分が隠しているものに気づきやしないかとずっと緊張していることになる。

自分が自分のままでいい、と思えれば苦しみも和らぐのに。

外から見ると幸せで、一見人生が上手く回っている人。
でも、本人が自分の人生を生きている気がしていない。

自分の感情を上手く人に受け止めてもらえていない、ということだと思います。

自分の幸せより、丸く収まることを優先してしまっている。

人は頭でアドバイスします。
しかし、頭では解決できないのが本質的な悩み。

大切なのは、意味がわかっている人とコミュニケーションを取ること。
意味がわからない人は、あなたを裁きます。

いたずらに正義を振りかざす人には、近寄らないのがベストですね。




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