サンクコストについて
こんにちは、たかひとです。
サンクコスト、埋没費用といいますね。
映画を例に挙げると、2000円払って観てつまらなかったとき、回収できない代金のことです。
努力は報われると強く信じている人は、努力を回収しようとし過ぎてサンクコストに縛られる、というお話。
まず、何かを続ける理由は、これまでやってきたからではなく、見込みがあるから、もしくはやりたいからであるべき。
あと、人間関係におけるサンクコストもあります。
何かを習得しようとするときにつけた指導者に対して、
これまでお世話になったんだから、といつまでも替えない。
目的が恩や情を大事にすることであればいいけれど、上手くなりたい、強くなりたいが目的ならば、それはサンクコストに成りえます。
スポーツで強い選手が嫌われたりするのは、このサンクコストを断ち切るから。
何かにしがみつく時というのは、ここまでやったんだからという想いと、だから言っただろと周囲にいわれるのが悔しいのが関係していると思われます。
見栄と執着が混じったサンクコストに引きずられないように注意すること。
返ってこないものはこない、と割り切ることが大事。
何となく続けることによって、最も貴重な時間が浪費され続けることになります。
それだけは避けたいですね。