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客観性の確保のための質問2
こんにちは、たかひとです。
自分の姿を客観的に把握するには、他人に質問するといいですよ、という昨日の続きです。
ここで、「自分を知るために質問」として以下の例が挙げられています。
1.「私の姿はあなたからどう見えていますか」
2.「これまでの私と今の私で変わった点は何ですか」
3.「私は何が得意そうに見えますか」
4.「私は何をしているときが楽しそうですか」
5.「私が今やっていることで辞めた方がいいと思うことは何ですか」
1の質問はすぐに浮かぶと思いますが、自分の心の状態が周りにどう映っているか知るのに役立つと感じました。
2の質問は、ビフォーアフターですね。
もし、「あまり変わっていないよ」という返答だったら、もっと工夫する余地があるかも。
3は、自分では意識していない強みを発見できるかも。
私は介護の仕事をするようになってから、「話が上手いですね」と言われたことがあり、驚いた記憶があります。
稚拙ながら、会話に対して問題意識を持ち続けていたので、少しは成果があったかな、と思えました。
4は、すごく重要な質問だと思っています。
本人も周りの人もワクワクした雰囲気になれればいいですね。
5は、4の裏返しの質問ですかね。
無理してやっていることは、本人は無自覚でも、周りから見るとわかりやすい気もします。
続いて、「自分ではない対象についての質問」について。
ここで挙げられていたのは、以下の例がありました。
1.「○○についてどう思いますか」
2.「○○は端的にいうと何だと思いますか」
3.「○○は今後も続くと思いますか」
4.「○○は専門家の領域ではどう評価されていますか」
5.「○○に対しての反論はどのようなものがありますか」
6.「○○に関することで読んだ方がいいと思う本を1つ挙げるとしたらどれですか」
わからない領域に関して質問するときは、「何がわからないか」を説明して質問すると、相手も答えやすくなるはず。
また、メンターや師匠と呼べる人がいなくても、質問を上手く使える人は、自分を成長させることができます。
さらにその先には、他者を成長させることもできるようになるでしょう。
なぜなら、質問に答えている側もまた、質問によって考えをより深めることがある、と思えるからです。