「感情類語辞典」で心のモヤモヤを分析
こんにちは、たかひとです。
怒りや悔しい感情が起きて気持ちが何かスッキリしないとき、紙に書き出すやり方がありますよね。
なぐり書きでとにかく感じたことをバーッと書き出す。
終わった後には気持ちが晴ればれ。
でも、別のやり方もあるのではないか、と思っています。
それは、自分の感情をより解像度を高くして文章にしてみる、という方法です。
ただ「面白い」や「ヤバい」などという言い方では、表面的なものに過ぎません。
そこで、感情の解像度を上げるのに役に立つと思ったのが「感情類語辞典」です。
本の帯には、すべての創作者必携のバイブル、とあります。
試しに「葛藤」のページを開いてみました。
最初に言葉の定義があり、葛藤=相反する感情を体験すること。
次に「外的なシグナル」「内的な感覚」「精神的な反応」「一時的に強く、または長期的に表れる反応」「隠れた感情を表すサイン」「この感情を想起させる動詞」の6つの切り口から解説されています。
今回は、外的なシグナルと内的な感覚から、いくつか例を紹介します。
1.外的なシグナル
・会話が成り立たない、自分で言いよどむ
・発言しようとするものの、結局口を閉じる
・ますますしゃべらなくなる、活気がなくなる など。
2.内的な感覚
・体が重い
・胸が締めつけられる
・腹の中が沈んでいくような、気がめいる感じ など。
最初に葛藤をもってきたのは、話したくても話せないという吃音特有の状況からそうしました。
現在の自分の感情の状態を解像度を上げて理解できれば、自分をより的確に客観視することにつながります。
そうすれば、吃音と自分との間に一定の距離をおくことができ、精神の安定が保たれると感じた次第です。