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何から学びを得るか

こんにちは、たかひとです。

何か解決したい問題があったとき、最初は直接役立ちそうな本や教材から学ぼうとすると思います。

私の場合、さんざん自分を縛ってきた吃音克服にあたり、まず発声や呼吸法に関する本、次に吃音者の経験談などを参考にしました。

でも、一時的に症状が軽減しても、また元に戻ってしまうことが多く、頭打ちになる感覚がありました。

そんなとき、いったん吃音から離れて、リラックス法や、何か楽しいことを見つけて没頭するやり方に舵を切ってみたところ・・・

知らず知らずのうちに、自分の中の感覚が変わってきました。

スムーズに話さなければいけない、という固定観念が徐々に薄まっていったのです。

今まで感じていた常識をどう破壊するか。
破壊できないまでも、囚われに対してどう揺さぶっていくかが大事だと思います。

何に引っかかるのか、何が自分を縛っているのか、どう解釈するといいのか、どんな枠組みに当てはめて考えればいいのか。

ここまでの内省は、学生時代には無理でしたが。

何かを掘り下げていくと、どこかに水脈のようなものがあり、それはつながっているのではないか、と感じています。

なぜか、ユング心理学の集合的無意識という言葉を思い出しました。

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