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進化する負け方とは?

こんにちは、たかひとです。

思えば負け続きの人生でした。

その原因として、吃音が大きく関わっていたことは否めません。

でも、私に最も足りなかったのは、
「運命があなたにレモンを与えたなら、それでレモネードを作りなさい」の精神でした。
困難に直面しても活路を見い出す、ピンチをチャンスに変えるといった考え方です。

困難に遭遇したとき、心が疲れてしまい、多様な視点を持てなかったです。

あと、チャレンジの仕方にも問題がありました。
ナンバー1になれるオンリー1のポジションを見つけるためにたくさんチャレンジしてみる、という考え方ができませんでした。

チャレンジの過程で、ナンバー1になれない場所を見つけていくことが、最終的にナンバー1になれる場所(あるいは自分の特性を活かせる場所)を絞り込んでいくことになりますからね。

吃音から来るストレスを抱えきれずに、ガムシャラに何か勉強やスポーツに打ち込むといった、近視眼的なふるまいしかできなかったです。
心理学の用語では「躁的防衛」と言います。

ところで、勝者は戦い方を変えませんが、負けた方は戦い方を考えます。
そして工夫に工夫を重ねるので、負けることは「考えること」、そして「変わること」につながります。

人間社会は生物の世界と違って、負けたからといって命を失うわけではありません。
だから、負けることは変化するために必要不可欠。

ただ、あまりにダメージの大きい負け方をすれば、立ち直れなくなったり、大きな傷を負ってしまいます。

勝てそうか負けそうかを見定めて、負けると判断したら、無理せず負ける。
昔、西武の森監督が、「日本シリーズでは、3つまでは負けられますからね」と言っていたのを思い出しました。

小さな勝ちを繰り返したり、次にチャンスがあるような負けを繰り返す。
そうして、自分を無理なく活かせるニッチを探し求めていくことが、進化する負け方だと思っています。

あと、補足として。
確かに負けは多かったですが、ツイている、ツイていないでいったら、間違いなくツイています。
ここまでそれなりに納得できる人生でした。

あとは、自分の中でよりブレイクスルーできるかどうか。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます!




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