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この巻は「魔虚羅」を理解してないと読めません【呪術廻戦26巻】
呪術廻戦26巻を買ったわけだが、理解が追いつかなかった。前の25巻も無茶苦茶で、多分ほとんどの読者が理解できてない。
最強と呼ばれる五条と、宿儺はどうして互角に戦えているのか分からなかっただろう。
攻撃が当たらない五条に対して傷を負わせる宿儺。
異常だった。
五条に当てるには、彼の術式を中和できるほどの領域展延か領域展開で勝てるほどの呪力を持ってるかが大切になる。
ほとんど宿儺にしかできない芸当だ。
26巻では、お互いの領域展開が破れて術式を反転して直しながらの戦いになる。
魔虚羅の存在が鍵となった。逆に言えばこの式神のことを理解できないと、何が起きたのか分からない。
八握剣異戒神将魔虚羅
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禪院家相伝の術式『十種影法術』の式神の一体。
歴代十種影法術師の中でこれを調伏できた者は一人もいないという最強の式神。
アニメの渋谷事変では、伏黒が重面春太と対峙した際に重面を道連れにする形でついに使用。
宿儺が介入して撃破。おそらくその過程で調伏が完了した。
宿儺が伏黒を生かしておいた理由はここにあり、それは超序盤から伏線があった。
この式神がいれば特殊な術式に対応できると見込んだ。
能力
一度食らった攻撃、阻まれた防御に対する耐性を獲得し、相手の状態・性質に合わせて、より有効な攻撃を見舞えるように変化する
または術者と繋がりのある人物の頭上に方陣のみを部分顕現させ、攻撃を代わりに受けることでも適応可能。
この式神を倒すには、初見の術式で初見殺しするしかない。
五条戦では、伏黒の魂が肩代わりすることで五条の術式に適応してしまう。
初見の遠隔茈により撃破された。
次元斬とは何か
魔虚羅が五条の術式を受けて適応した答え。
五条の不可侵ごと次元で斬ったらしい。そこには術式も関係なく、そこにあるものを切り分けてしまう。
宿儺は術式の殆どを見せていないし、多分本気ではなかった。
また、魔虚羅のみに負けたようなものだ。
この式神を所持してる宿儺をどうやって倒すのかは一切分からない。
虎杖の誕生日に公開された動画で、
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渋谷で釘崎が降りた描写から、降りる=死ぬという意味ではと考えられ、新宿で五条と伏黒が降りたのが意味深である。
伏黒が宿儺の中で死ぬことで、体が死に宿儺も死ぬのかな。
最後は虎杖だけが生き残るエンドなのかもしれない。