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深まる練習、 深まる役との対話
エアコンが効いているのに汗だく。。。
細かな動きの確認とともに、ことばを後ろから響かせたり、前に飛ばしたりの熱の入った練習になりました。
セリフがないときも、みんなと呼吸を合わせるだけで
汗がダラダラでました。
真剣に向き合う時間の心地よさを感じました。
という、参加者の感想も。
そう、このからだひとつで、このことばひとつで、舞台に立つということ。
そのために、みながむしゃらに、なりふりかまわず、ことばと向き合っている時間。
その役と真摯に向き合っていくことで、だんだんと、それぞれの役と自分が近づいてきているように思いました。
それは、頭であれこれ解釈するのとは違い、
まさにセリフを身振りとともに声に出して響かせている瞬間に、
はっと、気付かされるような、
「あ、そうなんだ」という答えが光がさすように降りてくる。
不思議な体験です。
練習が深まるにつれ、日々、わたしたちが生まれたこの日本の神様の世界を思い描きます。
イザナギとイザナミの黄泉の国のくだり
アマテラスとスサノオの御うけひのくだり
天の岩屋戸のくだり
それぞれの役が、これからもっと深みを増していくのでしょう。それが楽しみでもあり、その過程で与えられる光がさすような気づきは、何よりも身の喜びです。
新しく元号が変わったこの年の、
闇が最も深くなる冬至のとき、
わたしたちは、盛大なお祭りとともに、天の岩戸を開きます。
興味のある方は、いつでもご参加ください。見学、体験も随時行っています。
次回の練習は
9月14日(土)13:00〜15:30
岩出市桜台地区公民館 和室にて。
お問い合わせは、 kotobanoizumi.engeki@gmail.com まで。
親子えんげき塾 ことばの泉 ホームページhttps://peraichi.com/landing_pages/view/kotobanoizumi
文:momo