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底打ち感のないボトムアウト?
「年初に37,000ドルあったNYダウは6月に続いて7月も30,000ドル割れを見せるか?」と思って眺めていたらギリギリ踏み留まってからスルスルと32,000ドル近くまで上がってきた。
だいたい下落調整の最後はストンと落ちて(投げ売りが出て目先の売り手がいなくなって)底打ち完了というパターンが多いのだが、今回は半年ほどダラダラ下げ続けた後に「底打ち感のない底入れ」を見せてくれるのかもしれない。いや、予断を持ち過ぎてもいけない。超長期は上昇すると楽観して良いが、短期や中期の動きは気まぐれだ。
空に浮かぶ雲を眺めるように、寄せては返す波を眺めるように、規則的にそして不規則に揺らぐマーケットを眺め続けよう。