3メートルの横断歩道
ある晴れた日のランチタイム。あなたの目の前に現れた横断歩道。それは一瞬でサッと渡りきれそうな3メートルのものだ。しかし、いま赤信号になったばかり。あなたならどうする?
そこにいる周りの人に合わせるって?
バカヤロー! 空気なんて読んでんじゃねえよ! 渡っても渡らなくてもいいけど、俺は「テメエの意思決定には確固たる哲学があって欲しい」と思ってしまうメンドクサイ男だ。
まず俺が最初に確認したいのは「そもそも、歩行者が赤信号を渡ることは現在の日本の法律に反するのか?」ということだ。
では、道路交通法を見てみよう。あったあったあったーッ!!
道路交通法 第7条 抜粋「道路を通行する歩行者・・・は、信号機の表示する信号・・・に従わなければならない。」
こりゃ当てはまるわ〜
やっぱりぱりぱり赤信号を渡るのは道路交通法コンプラ違反だぜ〜! ウェーイ!!
そして、罰則はこれだ!!
道路交通法 第121条 抜粋「次の各号のいずれかに該当する者は、2万円以下の罰金または科料に処する。・・・または第7条(信号機の信号等に従う義務)・・に違反した歩行者」
つまり、歩行者が赤信号を渡るだけでも「2万円以下の罰金」を取られる可能性があるってことだ・・・けど「赤信号を渡って2万円ペナルティー取られた!」なんて人は聞いたことないね〜。
それはなぜだろう?
To be continued つづく