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これが私の(マリサポとしての)生きる道
これは、横浜マリノス株式会社 法人営業部さまのnoteに触発されたnoteです🙂
パートナーシップの文化
様々なパートナー企業の皆さんとのやりとりを綴る、横浜マリノス株式会社 法人営業部note。
いつも楽しく興味深く、学びと喜びを得ながら拝読しております😌
今回は、株式会社サカタのタネ 坂田宏代表取締役社長と横浜マリノス 中山昭宏代表取締役社長のトップ対談。前後編というボリューム感、20年以上の長きにわたり支えてくださっているからこその様々なエピソードと懐かしのシャシン。素晴らしい記事でした!
何箇所もぐっとくるところはあるのですけれど…今回、心を持っていかれたのは、ここ。
サカタのタネさんが20年以上、ずっとサポートしてくださっていることは、我々の文化になっています。それは例えば、新しい企業がサポートしてくれるからいきなりできるものではなく、長い歴史の中でできたものなんですよね。
それが「マリノスファミリー」の礎となり、パートナーシップの文化になる。
マリノスの文化、パートナー企業とのつながり、ファミリーとして互いに支え合う文化が、まさにパートナー企業との長い関係性の中で育まれてきたものだというお話。
そしてこれ、マリノスファミリーという意味では、パートナー企業だけでなくサポーターにも当てはまると思うのですよね。
突然の自分語り
感謝のお言葉
昨年、ランスタッドさんの講演会にお仕事で伺った際、横浜マリノス株式会社の“中の人”にご挨拶をさせていただく機会がありました。
歓喜。
そこで、サポーター歴を訊かれまして。
素直に「Jリーグ開幕からです」とお答えしました。
すると、
「長く支えてくださっているサポーターの皆さんのおかげで、クラブの歴史があります」
と、お礼を告げられました。
ああ、長く好きでいるというだけなのに、そのようなお言葉を…
感無量。
ああ………
あ。
いや、決して、マリサポ歴の長さでマウント取りたいわけではなく…(以下、解説というか本題)
野を越え山越え谷越えて人生は続くよどこまでも
人生において、ずっと同じテンション・同じ熱量で(あるいは右肩上がりに)クラブを応援し続けるというのはなかなか難しい。様々なライブイベントが待ち受けていますからね。
私の場合は…第1子が生まれた年は、正直に言ってサッカーどころではなかった…
(この「どころではなかった」という表現は好きではないのですけれど、当時の心境はやむを得ずそんな感じだったので敢えて使ってみます)
年間チケットはずっと保持し続けていたけれど、あのシーズンは一度しかスタジアムに行けなかった気がする…。もはや記憶すら虚ろなのですけれど。
子がちょっと大きくなってからはスタジアムに連れて行きました。日産スタジアムは赤ちゃん休憩室が充実していてよいです。
その代わり(?)、ほぼ90分にわたり赤ちゃん休憩室にいることもざら。スタンドに戻れたら戻れたで、幼児あるある、無限階段昇降! 延々とスタンド内の階段を昇っては降り、昇っては降り、昇っては降り…まわりのお客さんに迷惑にならないよう大人は腰を折って猫背になって子と手をつなぎながら上下動…。いや明らかに迷惑なんですけれども!💦(そのため、赤ちゃん休憩室へ…)
そんな、あの頃に。
「オレの身体を斬ってみな、トリコロールの血が流れるぜ!」などと家族に言い放ち、それまでと同じように熱烈マリサポ生活を送っていたら、どうだったろう。
いやー続かない。続かないな。家族から見放される。
自分の居場所がぐらぐらしている状態でマリノスを支え続けられるかと言ったら、自分の場合はかなり疑問。安定した心があってこそのマリノス。
(家族がいなくなっちゃったらどうか、というシミュレーションはしたことがない…です)
地獄がオレの職場だぜ
一方で。
お仕事の面で、ここが地獄の一丁目、というくらい残業まみれで、我ながらよく倒れないな、と思う時期がありました。頻繁にありました🙂💦
最重度の頃は、息子に「パパは命を削って働いている💀」と言われたりしたな…?🤔
その頃はしばしば「マリノスの優勝を見るまでは死ねない…」と思っていたものです。
ですが、そう思うたびに「いや待てよ…」と。
マリノスが優勝するまで死ねない…
でも、マリノスが優勝したら、2連覇を見るまで死ねない…
でも…でも2連覇したら3連覇が見たいしなあ。
いやいや、リーグだけで良いわけないよね。やっぱり、マリサポたるもの天皇杯の優勝は見たい。あ、ルヴァン杯を軽視しているわけではないのよ、ルヴァン杯ももちろん優勝したい。これって3冠…そう、3冠が見たい!
でもさ、国内タイトルだけじゃなくてアジア・チャンピオンズリーグの優勝も見たい。ふざけたレギュレーションではなく、今のレギュレーションで挑み、優勝したい。ACLも連覇したいな。浦和の優勝回数を越えたいから、3連覇…いや4連覇だ。ACL4連覇を見たい。そうすると4冠? 4冠を2連覇3連覇と重ねていきたいし…
(おそらく2010年代の超繁忙期)
「死ぬかも」とか「死ねない」とかはいつの間にか雲散霧消し、意識の埒外にいってる🤣
こうして、私はマリノスに生かされてきたのでしょう。(註:もちろん家族やらなにやら大切なものはたくさんあるので踏ん張れたのだけれど)
マリノスあってこその心の安定。
安定した心があってこその、マリノス。
マリノスあってこその、心の安定。
人生を前に進める両輪ですね…!
マリノスファミリーよ永遠に
「家族が増えました」的なアレ
マリサポ夫婦にお子が誕生すると「マリサポ/マリノスファミリーが増えました」というポストをよく見かけます。
しあわせおすそわけ☺️
ま、実際には日本国憲法で「蹴教の自由」が保証されているので、どのクラブを推すかは子ども自身が決断するものですが。(急に素に戻りながら微妙に嘘を織り混ぜる)
でも、それです、それ。
結婚や出産などの人生の転機、世帯構成が変わったとき/変わったあと、マリサポになってもらったり…せめてマリノスを好きになってもらえるようにしたい。少なくとも、マリノスやサッカーを嫌いになってほしくない。
とすると、環境との折り合いをつけるために人生の中で「サポーターの血がいったん薄くなる時期」を設けてでも、長く続けることが大切なんだろうなあと考えたりします。
我が家、妻は自称非マリサポです。
が、マリノスのことを好きでいてくれるのだよね。子が生まれる前は夫婦で遠征/旅行に行ったことはあるし、今も年に1,2回は一緒に見に行きます。去年はスタグル食べるためだけにスタジアムに来たりもしたな🤣
息子、元・年チケホルダーですが、今は……。
でも、昨年のアジア・チャンピオンズリーグ決勝は2試合とも一緒に見た!(第2戦はHUBでしたが)
娘は、いわずもがな。
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そんな「マリノスファミリー内リアルファミリー」である状態を、長く続けたいと思うのでした🙂🔵⚪🔴
世代交代いや世代拡充
古くからのサポーターがサポーターを続けているだけだと、先述のように、ライフイベントに応じて薄くなる時期もあるし、場合によっては離れざるを得ないときもあって、層が薄くなる。
でも、ひとりひとりを見ればそうだとしても…
新たにサポーターになる方が増えれば、そして自分も細い時期があったとしても長くサポーターであれば、ファミリー全体で見れば層も増し、末永い発展につながりますよね!
その人がその時代その時代でその人なりに「#やれることやれ」で過ごし、新たな方々も自分なりに活動する。そうして世代(年齢というよりは好きになった時期かしら?)の厚みを増していくことで、クラブはますます歴史を積み重ねていける。
サポーターひとりひとりも、クラブの歴史と自分の歴史を重ね合わせていくことができ、ますますクラブを自分事として捉えることができ、ファミリー感が増していく。
そんな風に、共に歴史を紡いでいけたらいいな、と自分個人のことも、マリノスファミリーそれぞれのことも、願ってやまないのでした。
「歴の長さ」とは何か
サポーター歴が長かったとしても、偉いわけでもマウント取れるわけでもないし、そこに優劣はないです。「サポ歴が長い」というのは、ただの事実であり、ただの積み重ねにすぎないのだから。
でも、長きにわたって寄り添っていく良さ、というのは間違いなくある。
だから、「今」という時点から過去に向かっての歴ではなく逆方向にフォーカスして、その人のその時点での「今」から未来に向かうマリノスとの歴史を、みんなが長く紡げたらいいな。
そんな風に思った、今回のトップ対談でした😌
(あの記事から思索を巡らせるにしては果てしない物語になったな…)
オチ
まあ………、結局のところは、
サポーターのあり方なんて人それぞれ
なんスけどね!!!🤣🤣🤣
とっぴんぱらりのぷう。
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