それ、うちのポンプでも送れます
全国には多くの工場があり、さまざまな液体が使われています。
そして同時に、使い終わったあとそのまま流すことができない水もたくさん出てきます。
そこで、各工場には排水処理設備という設備で水をキレイにしていから排出しています。
今回は、電子半導体工場やメッキ工場、ガラス加工工場などの無機系排水処理設備で使われているポンプに注目したコストカット法についてご紹介します。
ハードな強酸排液には高級ポンプ?
電子半導体工場やメッキ工場、ガラス加工工場などでは、フッ酸などの強酸性の排液が出てきます。
こういった腐食性の高い液体を移送するためには、耐腐食性の高いポンプが必要。
このため、二層ステンレス製ポンプやFPR(繊維強化プラスチック)製ポンプを使っている工場も多いようです。
でもこういったポンプは、一般的な金属製ポンプに比べて、どうしても高価になりがち。
『「昔から使っているから・・・」といつも同じシャンプーを買っていたけど、友達の家で借りたもっと安いシャンプーでもまったく問題がなかった』なんてことがあるように(ありませんか?笑)、
ハードな強酸だからと言って本当にこんな高級なポンプが必要なのか?とあらためて考えてみると、意外ともっと安価で対応できるものがあったりするものです。
強酸にはゴムも使える
みつわポンプは、さまざまな成分や固形物が入るスラリー液に特化したスラリーポンプメーカー。
一般的な鉄製ももちろん、耐摩耗性の高い高クロム鋳鉄を採用したポンプ、耐腐食性・耐摩耗性が高いゴムライニング製、樹脂製など、さまざまな材質を取り揃えています。
今回のような強酸の排液移送でよく使われているのは、ゴムライニング製ポンプや樹脂製ポンプ。
二層ステンレスやFRPのポンプに比べて安価に対応できるので、排液移送ポンプのコストダウンにつながります。
結局は相性
ただし、一言で「排液」と言っても、そのなかの成分はさまざま。
当然、合う材質と合わない材質があるため、すべてに対応できるわけではありません。
現在のポンプがベストなこともあれば、みつわポンプのゴムライニングポンプで十分対応できることもある、ということです。
「100均のマスクで十分」という人もいれば、「100均のマスクは耳が痛くなるから500円のマスクじゃないとダメなんだよね」という人もいるように。
コストダウンのために一度相談ください
いろいろな現場での経験や知見からお客様に合わせた材質を選びますので、「原価が上がっているのでどこかでコストカットしたい」「会社でコスト削減提案をしなきゃいけない」という方は、ぜひ一度みつわポンプへご相談ください。
▼豊富なラインナップのスラリーポンプ▼
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