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みつわマンと学ぶ、ポンプと船

みつわマン:こんにちは、サブローくん。何をしているの?

サブロー:こんにちは!「夢」の作文を書いてるんだよ。学校で宿題が出てるからね。

みつわマン:サブローくんの夢は何?

サブロー:ぼくはね、将来、大きな船のキャプテンになりたいんだ!

みつわマン:キャプテンか~!名前からしてカッコイイよね。ちなみに、船にもポンプがたくさん使われていることを知ってる?

サブロー:えっ、そうなの?どうして船にポンプが必要なの?

みつわマン:船の中には、水を出したり、油を移動させたりするためのポンプが必要なんだ。とくに大きな船では、ポンプがないと航海ができないほど重要な役割があるんだよ。

サブロー:へえー、そうなんだ!そういわれてみれば、船の上で生活するって思ったら、手を洗ったりトイレを使ったりするときに水が必要だもんね。じゃあ、キャプテンになるためには、ポンプについても勉強しないといけないってことだよね。

みつわマン:そうだね。ニュースでたまに聞く、「バラスト水」って知ってる?

サブロー:うーん・・・わかんない!

みつわマン:たとえば、大きな船は、荷物を積んでいない時は、グラグラ揺れてしまうんだ。そこで、船の底におもりを載せてるんだよ。これが、バラスト水って呼ばれる水なんだ。

サブロー:なるほどー!バランスをとる水ってことなんだね!

みつわマン:そう。でも、このバラスト水もちょっとやっかいなことがあってね。この水は船と一緒に移動していて、いらなくなったところで排出してるんだ。つまり、違う地域に住んでいた生き物がとつぜん来てしまうから、生態系が破壊されるっていう問題が起きちゃうんだよ。

サブロー:えーっ!?

みつわマン:だからそうならないように、船によってはバラスト水処理装置を積んでいて、悪い生き物たちを退治してから海に捨てるようにしているんだよ。

サブロー:そんなすごい装置があるんだね!

みつわマン:そして、この装置の中にポンプが使われてることがあるんだよ。

サブロー:なるほどー!じゃあ、もしその装置が壊れたら、キャプテンのぼくがなんとかしないといけないわけだね!

みつわマン:そうだね。でももちろん、キャプテン以外に修理してくれる作業員がいると思うけどね(笑)。

サブロー:たしかに。でも、キャプテンはもしものときのためになんでも知っておかないといけないと思うから、頑張って勉強するよ!

みつわマン:かっこいいキャプテンだね!ポンプのことはぼくが教えるね。

今日は、船のバラスト水について学びました。
ポンプは、海の上でも活躍しています。
次回もお楽しみに!

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