意外と知らない!?マグネットポンプの弱点
化学工場やメッキ・エッチング工程、水処理装置などでは、マグネットポンプが広く採用されています。
特に、軸封部がないその構造は、液体の漏れを嫌う現場でとても重宝されます。
しかし、使用環境や用途によっては、早期故障が起こる場合もあります。
そのひとつが、スラリー液の移送。
今回は、スラリー液の移送におけるマグネットポンプの問題とその解決策をご紹介します。
スラリー液とは
スラリー液とは、水のなかに固形分が入っている懸濁液(けんだくえき)のことを差します。
加工機械の排水や食品工場の排水など・・・いろいろな場面で出てくる液体です。
「漏れない」というその強い特性から、マグネットポンプは安全を重視する化学工場などで使われていることが多いですが、「うちの工場でたくさん使ってるから」という理由で、スラリー液が含まれる排水処理の現場でも使われていることがあります。
意外に知らないマグネットポンプのNG液
しかし、ここに落とし穴があります。
マグネットポンプにスラリー液はNGだからです。
マグネットポンプは、軸の部分にスラリーが入ると、固着や摩耗で早期故障の原因となってしまいます。
「マグネットポンプが壊れやすくて困ってるんだよね」というお話を聞くと、意外にも「マグネットポンプでスラリー液を送ってはいけない」ということを知らない方もいらっしゃいます。
「え?マグネットポンプにスラリー液はダメなの?じゃあどうしたらいいの?」
という方にオススメするのが、みつわポンプのスラリーポンプです。
スラリー液ならみつわポンプ
みつわポンプは、スラリーポンプの専業メーカー。
つまり、スラリー液を移送するポンプが揃っているということです。
ゴムライニング製や樹脂製、ステンレス製など、移送液の成分に合わせてポンプを選べます。
もしマグネットポンプの早期故障でお悩みでしたら、ぜひ一度、当社までお問い合わせください。
移送液の内容や用途、条件に応じて、最適なポンプをご提案させていただきます。
▼スラリー専門ポンプ▼