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窯業工場でタイパを上げる方法
今回は、窯業工場でタイパ(タイムパフォーマンス)を上げる方法について解説します。
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※上記動画は代理店担当者様用に作成しているため、構成が異なる場合があります。
そもそも窯業ってなに?
そもそも窯業とは、石灰岩などの非金属原料を高温で処理して、陶磁器、ガラス、セメントなどのセラミックスを製造する工業のことを指します。
特にみつわポンプのある東海地区は、古くから窯業が非常に盛んな地域です。
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みつわポンプの原点
そして当社のポンプは、あるタイルメーカーさんから「スラリーポンプが欲しい」という要望があり、それに応えて生まれました。
このポンプは昔の窯業工場で使いやすいように、吸い上げ運転が可能で、軸封部からも漏れがないように設計されています。
さらに、メンテナンスも容易で、耐摩耗性に優れています。
これがみつわポンプのシールセルポンプとラバーセルポンプで、当社の主力製品となっています。
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タイパが上がる窯業工場
おもに当社のポンプがよく使用されるのは、陶磁器やタイル、電子部品などを量産する工場です。
今回タイパが上がるというのは、こういった窯業工場で当社のみつわポンプを使った場合・・・ということです。
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具体的にみつわポンプが使える工程を見ていきます。
①原料工程
まずは、原料工程です。
これらの工程では原料の精度や形状を整える作業が行われ、その際にみつわポンプが活躍します。
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![](https://assets.st-note.com/img/1685412126307-522WGPi0Ij.jpg?width=1200)
②粉砕工程(タイパUP)
つぎに、ポンプを用いて原料を強制的に混ぜ合わせ、さらに空気を加えて体積を減らす粉砕工程でも使われています。
ここが、タイパを上げる工程です。
これによって、原料の取り出し時間を短縮し、効率を上げることが可能になるからです。
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③脱水工程(タイパUP)
また、脱水工程のフィルタープレス用のポンプとしても使用されます。
通常この工程では高圧用のダイアフラムポンプが使用されますが、ダイアフラムポンプは流量が小さく脈動が発生するため、脱水工程に時間がかかり、脱水のばらつきが出ることがあります。
そこで、みつわポンプのラバーシールポンプを使用すると、脱水時間が短縮でき、原料のばらつきが減少します。
これももちろん、タイパが上がる工程だということです。
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以上が、窯業におけるポンプの使用についてのご紹介でした。
窯業だけでなく、研磨材・フェライト・ホーローなど、似たような工程がある場合も参考にしていただければと思います。
ぜひお気軽にお問い合わせください。
実際に使われているみつわポンプ製品
▼鋳物製自吸式スラリーポンプ▼
▼ゴムライニング製自吸式スラリーポンプ▼
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