液体ホーニング装置のポンプメンテナンス、あなたの頭を悩ませていませんか?
液体ホーニング装置で使われている研磨液ポンプは、その液体の摩耗性の高さから、管理者の頭を悩ませていることが多いようです。
下のYes Noに答えて「みつわへ相談!」に行きついた方はお悩み中だと思いますので、この記事を読みつつ、ぜひみつわポンプへご相談ください!
ある自動車工場ではメンテナンスが多かった
ある自動車工場では、液体ホーニング装置に付属していた研磨液移送ポンプを3ヶ月~1年間の周期でメンテナンスしていました。
このポンプはサイクロンポンプで、インペラーのライニング破損やシールリングやスリーブの摩耗が原因で、頻繁なメンテナンスが必要となっていたのです。
メンテナンスの回数が多いと、気が付かないうちに継続的なコストや手間がかかってしまいます。
そこでみつわポンプは、研磨液やセラミックスラリーの移送ポンプとして実績のあるゴムライニング製ポンプ「クローバーポンプ」を提案しました。
ゴムライニングポンプの成果
このポンプは、摩耗性の高い研磨液やセラミックスラリーでも実績のあるゴムライニング製。
また、軸封構造にSiC×SiC/NBRのダブルメカニカルシールを採用していて、漏れも最小限に抑えられるポンプです。
そうはいっても切り替えには慎重で、「まずはテストを・・・」とのお言葉をいただいたため、お困りごとを改善できるか、実際にテスト納入させていただくことになりました。
約2年半のテスト結果
そして、このポンプをテスト導入すること約2年半・・・ノーメンテで問題もなく使用いただくことができました。
この間に問題が発生していないことからすでに既設ポンプより耐久性が高いことはあきらかですが、より正確に改善成果を確認するため、分解点検調査も行いました。
インペラーには摩耗が見られましたが、大きく性能に影響を与えるものではなく、ケーシングも良好。
メカニカルシールも気密検査でシール性が保たれていることが確認され、耐久性の高さを検証することができました。
結果として、液体ホーニング装置の研磨液ポンプのメンテナンス頻度を大きく減らすことができた成功事例です。
移送液で材質変更できる
今回は油分が研磨液に混入していることを確認していたため、ライニング材質を耐油性のあるNBR(ニトリルゴム)を選定していました。
こういった排液を扱う場合、水の中に入っている成分は多種多様です。
ゴムライニングにもいくつか種類があるため、お客様の移送液に合わせて材質を選定します。
ポンプ選定でお困りの際は、ぜひ一度みつわポンプへご相談ください。
▼ゴムライニング製スラリーポンプ▼
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?