ダイヤフラムポンプの2つの課題
強い酸性や強いアルカリ性を含んだ液体は、環境悪化の懸念から、そのまま放流することはできません。
こういった廃液は、環境に問題がないレベルまでキレイにする必要があります。
この大事な仕事をしてくれているのが、産業廃棄物処理業者やリサイクル会社。
環境悪化を防ぐために、毎日この重要な仕事をしてくれています。
そして、このような液体を安全に効率的に移送することは、大変な作業でもあります。
ダイヤフラムポンプの課題
多くの工場では使い勝手の良いエアー駆動のダイヤフラムポンプが使われていて、今回のようなハードな環境でも使われていることがあります。
でも、ダイヤフラムポンプは今回のようなケースでは2つの問題があります。
①修理頻度
ダイヤフラムポンプは摩耗しながら液を送り出すポンプなので、どうしても一定の間隔で摩耗箇所を交換する必要があります。
また、強酸や強アルカリを含んだ腐食性が強い液体に耐えられる材質がない場合もあり、こういった点でどうしても修理頻度が多くなる傾向があります。
②省エネ
また、ダイヤフラムポンプはエアーを動力源として使用するため、最近の省エネルギーの観点からも改善の余地があります。
修理頻度と省エネ改善
今回は、こういった課題の解決策のひとつ・・・みつわポンプのスラリーポンプをご紹介します。
①ゴム・樹脂で修理回数減
みつわポンプは、全機種摩耗・摺動の少ない遠心渦巻き型ポンプ。
この構造上、短期間に単純摩耗で修理が必要になることはありません。
さらに、排液に特化したスラリーポンプをそろえています。
強酸性や強アルカリ性にも対応できるように移送液に合わせてゴムライニング製ポンプや樹脂製ポンプをご用意しているので、耐久性アップが期待できます。
もちろん、耐久性が上がると修理する回数が減るので、お客様にも好評です。
※当社満足度調査より
とくに産業廃棄物処理工場では、ゴムライニング製ポンプを多くご利用いただいています。
▼廃酸・廃アルカリ移送で活躍するゴムライニングポンプ▼
②電気で省エネ
また、みつわポンプは全機種電気モーター仕様。
こうした電気式ポンプは、エア駆動式のポンプよりも効率が良く、運転コスト削減が期待できます。
みつわポンプへご相談ください
廃酸や廃アルカリ液の移送は、みつわポンプでもよく使われている用途。
排液移送のダイヤフラムポンプでお困りの際は、ぜひ一度みつわポンプにご相談ください。
▼耐久性と省エネをカイゼンするポンプ▼
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