産廃処理の環境負荷を減らす方法
産業活動には欠かせない要素の一つが「廃棄物の処理」。
でも、「名前は聞いたことがあるけど実際はよく知らない」という方が多いはず。
そこで今回は、産業廃棄物処理の仕組みを通して、より環境負荷を減らす方法をご紹介します。
産業廃棄物とは?
廃棄物には、大きく分けて「一般廃棄物」と「産業廃棄物」の2種類があります。
一般廃棄物は市町村に処理責任があって、産業廃棄物は排出事業者に処理責任があります。
つまり、工場から出る産業廃棄物は、きちんと処理する必要があるということ。
でも、工場で出た廃棄物をすべてその工場で処理することはできないので、許可を受けた専門業者への処理委託が必要となっています。
こうしたルールの中で、環境負荷の軽減と資源の有効活用のために活躍するのが産業廃棄物処理業者、というわけです。
廃棄物を無害化する
産業廃棄物処理はおもに下の3つの段階に分けられます。
どれも重要ではありますが、今回は、じっさいに廃棄物を無害化する「中間処理」工程に注目してみます。
たとえば、汚泥や廃油、廃液の脱水や中和工程。
こういった工程では、汚濁物質の形状や大きさの違いを利用して汚濁物質と水を分離したり、酸性の液体にアルカリ性の液体を入れて中和させたり、さまざまな方法で水をキレイにしていきます。
効率アップで環境負荷を軽減
こうした環境関連の企業では、いかに環境への負荷を減らすかがとても重要なポイント。
たとえば、機械の作業効率を上げることは省エネにつながるので、これも環境負荷を減らす大事な手段となります。
そこで今回ご紹介するのが、「シールセルポンプECO」。
これまで培ってきた知識・経験に3D解析を組み合わせて完成させたポンプです。
効率を高めたこのポンプは、ポンプ効率が最大19%もアップ(当社比)。
省エネ効果はバツグンです。
また、酸性排液など、腐食性の強い液体には、ステンレス製や、ゴムライニング製のポンプもラインナップ。
さまざまな産業廃棄物処理の現場で使われていますので、「環境負荷を減らしたい」という方は、ぜひ一度みつわポンプまでご相談ください。
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